eバイクでジロ・デ・イタリアのコースを走るジロE

電動アシストロードバイクでジロ・デ・イタリアのコースを走るジロEの全容が発表された。大会は5月12日から31日まで。本当のジロ・デ・イタリアは5月9日にハンガリーのブダペストで開幕するが、ハンガリーで行われる3日間をのぞくイタリア国内区間で開催される。

©LaPresse/Jennifer Lorenzini

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ジロE

ジロEはジロ・デ・イタリアを主催するRCSスポルトが企画して2018年に始まった。2020年で3年目の開催となる。ピナレロ社製の電動アシストロードバイクを使用してレースをする。コースはジロ・デ・イタリアの各区間を短縮したスタイルで、基本的には同じゴール地点を目指す。

元世界チャンピオン、ジャンニ・ブーニョ
2019ジロEを視察したマリオ・チポッリーニ(左)とマッシミリアーノ・レッリ ©LaPresse/Jennifer Lorenzini

全18ステージ、うちタイムトライアル2回
総距離1431km
1区間の平均距離は79.5km
獲得標高は2万3900m
1区間の平均獲得標高は1328m

冠スポンサーはイタリアの電力会社エネルで、総合成績のリーダージャージはマルアビオーラ(紫色)。オフィシャルカーはトヨタ。男性用下着のインティミッシミウオモがマルアブル(青色)のスポンサー。公式旅行会社はナビガーレ。ネームドスポーツが栄養補助食品協賛。

2020年ジロEのコース図

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レッドブル・アイスクロス横浜でナーズとプラント優勝

レッドブル・アイスクロス横浜が2月15日、横浜市の臨港パーク特設会場で開催され、男子は米国のキャメロン・ナーズ(30)が2018年の第1回大会に続いて優勝した。日本勢は山内斗真が42位。7000人が熱いバトルに興奮した。

米国のキャメロン・ナーズ(左)がレッドブル・アイスクロス横浜大会で優勝 ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

女子はカナダのマキシ・プラント(27)が優勝。日本勢は山本純子が11位。吉田安里沙が16位。

カナダのマキシ・プラントがレッドブル・アイスクロス横浜大会で優勝 ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

アイスクロス世界選手権の歴代ワールドチャンピオンのうち、レッドブル・アイスクロス横浜に出場した選手は、2012年王者のカイル・クロクソール(カナダ=31)、2014年王者のマルコ・ダラーゴ(オーストリア=29)、2015年と2018年王者のスコット・クロクソール(カナダ=29、カイルの弟)そして2016年、2017年、2019年のチャンピオンで、前回の横浜大会でも優勝しているナーズ。

マルコ・ダラーゴは準々決勝で同じく強豪選手で弟のルカ・ダラーゴ(オーストリア=28)そしてスコット・クロクソールと対戦。スタート直後の混戦でスコットと接触。ここで転倒し、巻き返すことができずに敗退。そのスコットは準決勝で兄カイル、ルカ・ダラーゴと対戦。レース終盤まで 先行する兄とともに決勝進出かと思われたが、最終コーナー手前でルカに追い越され、思わず手を出してしまった。バランスを崩したルカはコーナーを曲がり切れずに壁に激突。2番目にゴールしたスコットはその行為で失格となり敗退した。

レッドブル・アイスクロス横浜大会 ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

決勝戦の顔ぶれは、若手有望株のミルコ・ラティ(フィンランド=23)、明るい人柄で人気者のスティーブン・コックス(カナダ=29)、風格漂う往年のチャンピオンのカイル、そしてキャメロン・ナーズとなった。

スタートして最初のコーナーに先に突入したのはキャメロンだったが、後ろをピッタリと重なるようにコーナーを曲がるカイルの圧力に屈してバランスを崩し、危うく転倒するかと思われた。うまく体勢を立て直したが、その間を縫ってラティが先頭に躍り出た。そのラティもすぐにキャメロンに追いつかれると、足がキャメロンの足ともつれて転倒し、 優勝争いはキャメロンとカイルの一騎打ちとなる。

最終コーナー前までは1~2mほど差があった両者だが徐々にカイルが追いつき、ゴール手前のバンプを両者同時にジャンプ。つま先が先にフィニッシュラインを越えた選手が勝ちになるため、両者ともに足を投げ出し、ほぼ同時にゴール。写真判定の結果、スケート靴の刃の差でキャメロンが優勝した。

液体窒素が流れるホースを張りめぐらしてアイスコースを作る ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

女子決勝は、2016年に世界選手権が始まって以来ワールドチャンピオンを二分しているアマンダ・トルンゾ(アメリカ=30)とジャクリーン・レジェール(カナダ=28)、そしてマキシ・プラント(カナダ=27)とジュニアながら決勝に勝ち進んだジャスティン・ゾンネ(ラトビア=18)。

レースはプラントがスタートダッシュを決めると歴代チャンピオンたちの追随を許さず、そのまま独走してゴールした。2位争いは、最後の直線からブリッジの登りの間にレジェールを追い越したトルンゾがゴール手前のバンプでバランスを崩して転倒し、レジェールが2位でゴールした。

レッドブル・アイスクロス横浜大会 ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

大会後キャメロン・ナーズは「再び横浜で優勝できてとても気分がいいです。これまでアイスクロス・ワールドチャンピオンシップはさまざまな地域で開催していますが、このようにアジアで開催されて、しかも 優勝を飾ることができてとてもうれしいです。ATSX 1000はポイントが高く、参加選手はポイント獲得のためにとても強い気持ちで来ています。また事前にそれぞれしっかりとした準備をしているので、力の差がなくなっていると感じています」とコメント。

初優勝を果たした女子のプラントは「大会に出場してから今回で6シーズン目ですが、これまでは小さな大会でしか優勝したことがありませんでした。今回のような大きな大会で優勝できてとてもうれしく思います」とコメント。

山本純子は「2回目の母国開催に大勢のお客さんが来場し、大会を盛り上げてくれたことをうれしく思います。日本の若い選手も出てきており、年々アイスクロスという競技が日本でも広まっていることを感じています」と語った。

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●レッドブル・アイスクロス横浜の公式サイト

レッドブル・アイスクロス…どうやって優勝者が決まるかを解説

レッドブル・アイスクロス横浜は2月15日夜、横浜市の臨港パーク特設会場で決勝ラウンドが開催される。日本勢男子は山内斗真が、女子は山本純子吉田安里沙がファイナル進出を果たした。当日はどうやって優勝者が決まるか? 公式サイトにもあまり記述されていないのでご紹介。

LCQでも果敢な走りを見せる ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

エリート男子の決勝進出選手は64人

カテゴリーは男子、女子、ジュニアの3つ。レースは1ヒート4選手で行い、各ヒートの上位2選手が次のレースに勝ち進む。これがベースとなる。それではどうやって組み合わせが行われるのかを解説。

96選手が出場したエリート男子。まずは14日早朝に「タイムトライアル」を実施。出場選手が1人ずつスタートし、ゴールまでのタイムを計測した。1人は2回出走してその平均タイムを算出して順位づけ。32位までが決勝の1回戦となる「ラウンドオブ64」に自動的に進出。33位以下の選手が4人によるLCQ(Last Chance Qualifier)と呼ばれる敗者復活戦を行って、上位2選手が「ラウンドオブ64」に進出した。このLCQは14日夜に開催された。

「ラウンドオブ64」はこうして進出を果たした64選手が4人ずつ、16ヒートに分けて戦う。スタートダッシュが肝心なだけに4つあるゲートはタイムトライアルの上位選手、LCQの勝ち上がり順にゲートを選んでいく。

山内斗真が海外勢に一歩も引けを取らない滑りを見せる ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

「ラウンドオブ64」での各ヒート上位2選手が「ラウンドオブ32」(合計8ヒート)に進出。各ヒートの1位選手からゲートを選べるので、1着か2着かも勝ち上がりに影響する。1着同士が次のラウンドで同一ヒートとなった場合はタイムトライアルの上位選手が先にゲートを選べる。

「ラウンドオブ32」での各ヒート上位2選手が「クォーターファイナル」(合計4ヒート)に進出。「クォーターファイナル」での各ヒート上位2選手が「セミファイナル」(合計2ヒート)に進出。

「セミファイナル」の3位以下選手が「スモールファイナル」に回り、5〜8位を争う。そして「セミファイナル」の上位2選手が「ビッグファイナル」に進出して、1〜4位を争う。

世界のトップ選手と一緒に滑る山本純子(後方の赤いジャージ) ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

女子の決勝進出選手は16人

横浜大会に出場した女子は23選手と少なかったため、通常の勝ち上がり方式を調整し、ローカルルールで開催された。まずタイムトライアルの上位8選手が「クォーターファイナル」に自動的に進出。LCQで勝ち上がった8選手が「クォーターファイナル」に加わった。以下は男子と同様となる。

●2月15日のタイムスケジュール
18:00 男子ラウンドオブ64
18:45 女子クォーターファイナル
19:10 男子ラウンドオブ32
19:35 男子クォーターファイナル
19:48 女子セミファイナル
19:55 男子セミファイナル
20:00 男子・女子ファイナル

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山内斗真、山本純子、吉田安里沙が決勝へ…レッドブル・アイスクロス

レッドブル・アイスクロス横浜は2月14日、タイムトライアルとLCQ(Last Chance Qualifier)と呼ばれる敗者復活戦が行われ、日本勢男子は山内斗真が、女子は山本純子と吉田安里沙が一般観客が来場する15日夜の決勝に進出した。大会は横浜市の臨港パーク特設会場で開催される。

世界のトップ選手と一緒に滑る山本純子(後方の赤いジャージ) ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

この競技での第一人者である山本はこの日早朝に行われたタイムトライアルで、出場23選手中の14位。女子は8位までが決勝に進出し、9位以下の選手がLCQに回ったが、山本は安定した走りで勝ち抜け、翌日の決勝に進出した。

「決勝では同じ実力の選手たちばかりなので、あとはハートだけ。明日は練習でいくつかのポイントを確認し、いい感触をつかんで本番に臨みたい」と山本。

吉田安里沙が15日の決勝に進出
スタート台からのシーン

吉田もLCQを突破して翌日の決勝へ。「楽しく滑れるようになったのが収穫です。明日の決勝も頑張りたい」と喜びを見せた。

滑るたびに実力がついてきたことを感じると吉田安里沙
男子で唯一の決勝進出を果たした山内斗真

男子で唯一の決勝進出を果たした山内は、「ボクしか残っていないので、やりきるしかない」と闘志を見せた。

山内斗真 ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool
LCQでも果敢な走りを見せる山内斗真 ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool
山内斗真が海外勢に一歩も引けを取らない滑りを見せる ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
鈴木雅仁(後方)。「スポーツは勝たないといけないので」と敗北を認めた

ベテランの鈴木雅仁は決勝進出ならず。
「自分がヘタなだけ。情けないです」という第一声。「いろんな人にサポートしてもらってここに立てているので」と、決勝進出は最低限の目標だったという。

「経験としては積めたけれど、スポーツは勝たないといけないので。もうちょっとだったとかの言い訳は通用しない」

36歳という年齢でも挑戦できることもあるが、このスポーツは16歳から本格的に始めることができるので、若い世代がこのスポーツの魅力を感じ取ってくれるような育成をしたいと言葉を続けた。

安床武士。「リベンジ一心でここに来たけれど」と痛恨の予選敗退

インラインスケートのスーパースター、安床武士も決勝進出を阻まれた。
「インラインスケートをやめてアイスクロスに集中すればレベルアップは確実にできるけど、自分はインラインスケートを一生の仕事としてやっていくのだから、本筋は譲れないという弱さがあるんです」とコメント。

女子の佐藤つば冴も決勝には進めず。
「いつになったら楽しめるんでしょうか?」と語る一方で、タイムトライアルの1本目はこれまで以上にうまく滑ることができ、失意の中でも少しの自信がついたことが収穫だという。
「一番大事なことはブレないことですね。これからもこの競技を続けていきたいと思います」


2月15日(土)一般公開日
08:30〜11:00 トレーニング
15:00 開場
18:00〜20:30 決勝

18:00メンズ Round of 64
18:45ウィメンズ 準々決勝
19:10メンズ Round of 32
19:35メンズ Round of 16
19:45ウィメンズ 準決勝
19:55メンズ 準決勝
20:05ウィメンズ 決勝
20:15メンズ 決勝
20:30授賞式
決勝進出を逃した佐藤つば冴

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トレック直営店、TREK Bicycle東京青山店がオープン

トレック・ジャパンは、六本木ヒルズ店を軸に全国で好評を得ているトレック直営店を、2月28日(金)に国内13店舗目となる『TREK Bicycle 東京青山店』としてオープンさせる。

トレックのブランドメッセージである『Ride bikes. Have fun. Feel good.(自転車に乗って、楽しみ、最高の気分を味わおう)』を体験できるストアとして、自転車の楽しさを発信し、地域の人に喜んでもらえるお店づくりを目指していくという。

5万円程度から100万円を超える高級車まで揃え、通勤通学で人気のクロスバイクはもちろん最新ロードバイクやマウンテンバイク、今注目のe-bike(電動アシストクロスバイク)など、常時50台近くの展示車と10台ほどの試乗車を用意。スポーツ自転車を始めるために必要なアクセサリー類のホイール、ヘルメットなどの関連用品200点も販売。盗難補償や分割金ゼロなどのサービスを用意し、トレック社製以外のスポーツ自転車のメンテナンスにも対応する。

サイクリストはもちろん、初めてのスポーツ自転車を探している人までその要望に合わせて、自転車を通じた幅広いライフスタイルをメーカー直営店として自信をもって提案していくという。また、家族でサイクリングを楽しめるよう、キッズバイクも各種(3歳~12歳頃まで)を用意。子どもの自転車デビューから成長に合わせたサイズ選び、そしてアフターサービスまでも全力でサポートする。

家族で楽しめるオープニングフェア開催(2/28-3/1)

サコッシュ

① 先着で「オリジナルサコッシュ」&お子様には「オリジナルゴーフレット」をプレゼント
2月28日(金)より3月1日(日)までの3日間、アンケートにお答えいただくと、ご来店特典として、各日午前11時より先着200名様に「オリジナルサコッシュ」をプレゼントいたします。また、お子様には期間先着500名様にイラストがプリントされた「オリジナルゴーフレット」をプレゼントいたします。
② 各日13時より“幻の月一カフェ”「サチオピアコーヒー」さまによる“トレックオリジナルブレンドコーヒー”をプレゼント
各日13時より先着150名様に“幻の月一カフェ”として人気のサチオピアコーヒー・平岡佐智男さまの“トレックオリジナルブレンドコーヒー”を一杯プレゼントいたします!自転車で風を切った爽快感と安定感のある乗り心地をイメージして開発されたスッキリ感のある味わいをぜひご堪能くださいませ!

サチオピアコーヒー

③ オープニングセール
人気クロスバイクなど数量限定で、一部対象モデルをスペシャルプライスでお求めいただけるオープニングセールを実施いたします。この春、お得に自転車を始めたいという方はぜひこちらの機会をご利用くださいませ。
④ トレック大試乗会
オープニングフェアの期間、「トレック大試乗会」を開催いたします。通勤通学に人気のクロスバイク「FX 3 Disc」や100万円を超えるハイエンドカーボンロードバイク「Madone SLR Disc」などをご用意いたします。じっくりと走りの性能をご体感くださいませ。
⑤ 1万円毎のお買物で次回使えるアクセサリー1,000円クーポン券をプレゼント
1万円毎のお買物で次回使えるアクセサリー1,000円クーポンをプレゼントいたします。ぜひお得なこの機会に、自転車はもちろん、アクセサリーやアパレルなどのお買物もお楽しみくださいませ。(※クーポン上限は3万円までとなります)

ゴーフレット

『TREK Bicycle 六本木ヒルズ店』でもフェア開催(2/28-3/1)

東京青山店のオープンを記念して、2月28日(金)より3月1日(日)までの3日間、同じ都内にある『TREK Bicycle 六本木ヒルズ店』でも下記の企画をご用意し、皆様のご来店をお待ちしております。
① オリジナルサコッシュ(毎日先着50名様)&オリジナルゴーフレット(期間先着200名様)をプレゼント② 東京青山店と同じ内容で協賛セールを開催③ 1万円毎のお買物で次回使える1,000円クーポン券をプレゼント(※クーポン上限は3万円までとなります)

■店舗情報
TREK Bicycle 東京青山店
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-39-5 Qiz AOYAMA 1階
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
電話番号:03-5843-1481(オープンより開通)
ストアサイト:https://www.trekstore.jp/shop/tokyoaoyama
Facebook: https://www.facebook.com/TREKBicycleTokyoAoyama
Instagram: https://www.instagram.com/trekbicycle_tokyoaoyama/
※車は店前道路のパーキング・メーターを利用。駐車時に発行される領収書提示で300円を現金でお支払い。

TREK Bicycle 六本木ヒルズ店
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6-15-1六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1階
営業時間:11:00~21:00
定休日:年中無休
電話番号:03-6303-1009
ストアサイト:https://www.trekstore.jp/shop/roppongi
Facebook: https://www.facebook.com/TrekStoreRoppongi/
※車は六本木ヒルズ内の駐車場[P5][P9][P10]を利用。1時間無料チケットをお渡し。

ナセル・ブアニ好調…アルケア・サムシック移籍後2勝目

アルケア・サムシックに移籍したスプリンター、ナセル・ブアニ(フランス)が本来の調子を取り戻し、2020年シーズン当初ですでに2勝目を挙げた。ツール・ド・ラプロバンスの第1ステージでスプリント勝利した。

ナセル・ブアニがアルケア・サムシックのジャージをアピール ©Luca Bettini/BettiniPhoto©2020

ブアニは2月7日、サウジアラビアで行われたサウジツアー第4ステージで移籍後初勝利。総合成績でも首位に立ったが、翌日の最終日にバーレーン・マクラーレンのバウハウス(ドイツ)に逆転された。

「マキシム・ブエをはじめとしたチームメイトは、ステージ勝利をつかむために素晴らしい仕事をしてくれた」とブアニ。

「アルケア・サムシックのチームスタッフ、チームメイトが私の存在を認識してくれて、それが私のモチベーションを高めている。私の目標は、アルケア・サムシックのためにできるだけ多くの勝利をつかむこと。サウジツアーはイライラを残して終わったが、2020年にフランスで初めて勝つことになったのは、自宅に近いプロバンス地方のコースだった。いまでもこの地域に住んでいるので、本当に幸せを感じる」

●アルケア・サムシックのホームページ