杏寿沙さんとeバイクで行くメリダ・サイクリング・アカデミー

第2回MERIDA CYCLING CYCLE ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)が2019年1月26日(土)、元宇都宮ブリッツェンフェアリーの杏寿沙(あずさ)さんといっしょに伊豆の名所を巡るeバイクファンライドを開催する。

ゲストライダー杏寿沙さん

コース長20kmで最新のeバイクを使用するため、初中級者でも無理なく楽しめる設定ながら、伊豆・三津シーパラダイス、海鮮ランチ、いちご狩りなど伊豆を1日中楽しめるプランになっている。参加予約は12月26日(水)よりMERIDA X BASE公式HPの予約ページで受付を開始。

ミヤタサイクルは、日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)の試乗・展示施設、MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)で、MERIDA CYCLING ACADMYを開設し、地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムを定期的に開催している。

【講座概要】
2019年1月26日(土)10:00~16:00 (9:30受付)
受講料:8800円(各入場料、昼食、バイクレンタル込み)
定員 10名(最少催行人員5名)
講座の詳細・申し込みは、MERIDA X BASE公式サイト

【ゲストライダー:杏寿沙(あずさ)】
2015年~2016年 宇都宮ブリッツェンフェアリー自転車競技部所属。現在はラジオパーソナリティ、栃木県内のイベントMC、スポーツジムでのインドアバイクトレーナー、JプロツアーイベントMC、自転車イベントのゲストライダー、宇都宮ブリッツェンコラムを担当するなど自転車を中心に幅広く活動中。心拍計POLARアンバサダー、サイクルアパレルブランドASSOSアンバサダー。

※当日はeバイクの無料貸し出し、ロッカー利用、入浴施設(タオル付き)が利用可
※ヘルメット/グローブ/フロントライト/テールライト/サドルバック(チューブ&タイヤレバー入り)/ボトルケージ/携帯ポンプは無料で使用可
※eバイクはフラットペダルが標準装備となるが、SPD/SPD-SLも取り付け可能。それ以外のビンディングペダルを利用の場合はペダルとシューズを持参
※冬季のサイクリングとなるので、防風ジャケットと冬用インナーなどの重ね着を推奨
※入場料や昼食代はプランに含まれるが、小銭などを携帯することを推奨
※中学生以下の方は必ず保護者の同伴

【MERIDA X BASEとは】
9月1日(土)に伊豆の国市にオープンした『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのXを掲げ、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設です。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指す。

2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース…近年まれに見る難関ルート

2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース

2019コース発表はツイッターで75万3000ツイートされた

8月24日(土) 第1ステージ サリナスデトレビエハ〜トレビエハ 18km(チームタイムトライアル)
8月25日(日) 第2ステージ ベニドルム〜カルペ 193km★
8月26日(月) 第3ステージ イビ・シウダドデルフゲテ〜アリカンテ 186km★
8月27日(火) 第4ステージ クリェラ〜エルプイグ 177km
8月28日(水) 第5ステージ レリアナ〜ハバランブレ天文台 165.6km★★
8月29日(木) 第6ステージ モラデルビエロス〜アレスデルマエストラト 196.6km★
8月30日(金) 第7ステージ オンダ〜マスデラコスタ 182.4km★★
8月31日(土) 第8ステージ バルス〜イガラダ 168km★
9月1日(日) 第9ステージ アンドラ・ラベリャ〜コルタルスデンカンプス96.6km★★★
9月2日(月) 休養日
9月3日(火) 第10ステージ ジュランソン〜ポー(フランス) 36.1km(個人タイムトライアル)
9月4日(水) 第11ステージ サンパレ(フランス)〜ウルダクスダンチャリネア 169km★
9月5日(木) 第12ステージ シルクイトデナバラ〜ビルバオ 175km★
9月6日(金) 第13ステージ ビルバオ〜ロスマンチュコス 167.3km★★★
9月7日(土) 第14ステージ サンビセンテ・デラバルケラ〜オビエド 189km
9月8日(日) 第15ステージ ティネオ〜サンチュアリオデルアセボ 159km★★★
9月9日(月) 第16ステージ プラビア〜アルトデラクビリャ 155km★★★
9月10日(火) 休養日
9月11日(水) 第17ステージ アランダデドゥエロ〜グアダラハラ 199.7km
9月12日(木) 第18ステージ コムニダドデマドリード〜ベセリルデラシエラ180.9km★★★
9月13日(金) 第19ステージ アビラ〜トレド 163.4km
9月14日(土) 第20ステージ アレナスデサンペドロ〜プラタフォルマ・デグレドス 189km★★★
9月15日(日) 第21ステージ フエンラブラダ〜マドリード 105.6km
総距離:3272.2km ★は難易度
2019ブエルタ・ア・エスパーニャは21区間3272.2km、8人編成で22チームが参戦する

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NIPPO・ヴィーニファンティーニのデローザ2019チームエディションバイク

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは2019シーズン、イタリアのレーシングバイクブランドの老舗デローザとパートナーシップを締結。チームNIPPOとデローザの提携は、2012シーズンのコンチネンタルチーム時代を含めると8シーズン目を迎え、これまで培った強固な信頼関係をもって、ハイエンドモデルである『プロトス』『SK ピニンファリーナ』『キング』、3つのチームエディションが、勝利をめざして戦い続けるチームに供給される。

デローザ・プロトス チームエディションモデル

すべてのチームエディションモデルがホワイト基調のカラーリングに一新され、『プロトス』には、チームのイメージカラーである蛍光オレンジ、ネイビーブルー、スカイブルーのラインがあしらわれる。

チームのメインバイクは引き続き『プロトス』。これまでの多くの勝利がその実力を証明している。4タイプのカーボン素材を組み合わせ、高い剛性と軽量化を実現。デローザの特徴であるジオメトリーバランスに優れた操縦性能だけでなく、登坂やスプリントなどにおいて、プロレーサーからのあらゆる要求に応える完成度の高いオールラウンドなレーシングバイク。

SK ピニンファリーナ。チームエディションモデルがホワイト基調のカラーリングに一新された

メインコンポーネントはパワーメーターの『パワー2マックス』がチェーンホイールに組み込まれたカンパニョーロ『スーパーレコードEPS』と『スーパーレコード(12速)』となる。レーシングホイールは『ボーラ35』『ボーラ50』『シャマル』で戦う。ハンドルとステムはFSAとヴィジョン。サドルはセライタリアのラインナップから選手の好みに合わせてセレクト。そしてレーシングタイヤは引き続き日本のトップブランドであるIRCタイヤがスポンサーとして参加する。

17名の所属選手に対し、レースバイク、レーススペアバイク、トレーニングバイク、タイムトライアルバイクの計4台でシーズンに挑む。

主要スペック一覧
フレーム: デローザ『プロトス』『SK ピニンファリーナ』『キング』
メインコンポーネント: カンパニョーロ 『スーパーレコードEPS 12速』『スーパーレコード(メカニカル)12速』
ホイール: カンパニョーロ『ボーラ35』『ボーラ50』『シャマル』等
タイヤ: IRCタイヤ『アスピーテプロ』『フォーミュラ プロ(チューブラー、チューブレス)』
サドル: セライタリア
ハンドル、ステム: FSA、ヴィジョン
ペダル: ルック
パワーメーター: パワー2マックス
ボトル、ボトルケージ: エリート
ヘルメット: カブト『エアロ – R1』『ゼナード – EX』『フレアー』『エアロ – TL』
シューズ: ノースウェーブ『エクストリームRR』

上段左. SKピニンファリーナのトップチューブ。流線型の美しいフォルムにチーム名が入る 上段中. セライタリアのサドル。選手の好みにより数種類のモデルから選択 上段右. プロトスに搭載されたフロントディスクブレーキ 下段左. 12速スーパーレコード・リヤディレーラー。今後、電動式も投入されていく予定 下段右. プロトスのトップチューブにもチーム名があしらわれる

クリスティアーノ・デローザ(デローザ社CEO)のコメント
プロコンチネンタルチーム体制になってから、これまでチームのイメージカラーである蛍光オレンジと、メインスポンサーの一つであるファンティーニ(ファルネーゼヴィーニのブランド名)のイメージカラーであるネイビーブルーをセレクトしてきた。2シーズン施してきたオレンジは当初から候補になかったが、ウーゴ(デローザ創始者)のお気に入りで、デローザのイメージカラーともいえるブルーの色調でいくかどうかは最後まで迷った。

誰も予期していなかったであろうホワイトをチョイスしたことは、デローザファンにとってもサプライズだったとは思うが、単なる思い付きじゃない。今年はウエアに、ホワイトが基調となるNIPPOのスポンサーオリジナルロゴが復活したこともあり、ウーゴにも相談し、まずはベースをホワイトでいこうと決めた。

そこにアクセントとして、チームのイメージカラーのオレンジ、ファンティーニのネイビーブルー、ファイザネのスカイブルーとそれぞれのイメージカラーを施した。閃いた感覚をデッサンにちりばめて、塗装で今年のチームのイメージを表現したに過ぎないが、ウエアとのバランスも良く、爽やかなイメージで大変気に入っている。

ディスクブレーキについては、アメリカのメーカーではトップモデルでもディスク仕様しか選択の余地がないマーケティング戦略の動きが見られるが、我々は完全移行するには時期尚早と考えている。確かにディスクブレーキには多くのメリットや可能性があり、未来は明るい。本来ブレーキに求められる機能(スピードコントロール)の点だけでなく、完成車として考えればフレームの細部にわたるデザインも大きな変革を遂げるだろう。我々にとって機能性と先鋭的でスタイリッシュなイタリアンデザインの両立は欠かせないため、これからも機能性とデローザらしい“美しさ”とのバランスを追求していく。

またディスク仕様で製造するとカーボン繊維で新たな補強が必要になる。必然的にフレームの剛性が増し乗り味も違ってくるが、これからもプロ選手からのフィードバックと真摯に向き合いながら、世界中の様々なカテゴリーのレース現場での対応も見極め、慎重に扱っていきたい。

キナンサイクリングチームが2019ジャージを公開

2019年シーズンにキナンサイクリングチームが着用するチームキットが公開された。2019年1月1日からこのジャージをまとって選手たちがチーム活動に励む。

キナンサイクリングの2019ジャージ

チームジャージサプライヤーのChampion System社製は変わらず、白地にメインスポンサーキナン」のコーポレートロゴが胸・両ソデにプリントされている。チームを支援するサプライヤー企業各社のロゴが胸・腹部・背部に配置される。

これまでとの大きな変化としては、両肩にタイヤサプライヤーのIRC TIRE(井上ゴム工業)のコーポレートロゴがあしらわれている点。ハイスピードで駆けるレースにおいても、肩の赤帯が応援してくれるファンの目と心を惹きつける。

山本元喜が着用するロード日本チャンピオンジャージも、白地に2本からなる赤の縞、左胸の日の丸とともに、両肩にはIRC TIREのコーポレートロゴが加わる新デザインとなる。

山本元喜が着用するロード日本チャンピオンジャージ

チームユーラシアは7人体制でシーズンへ…ジャージ販売も開始

若手選手を主体としたチームユーラシアは2019年、2017年の東アジア大会で優勝しているカルバン・シムを加えた7選手で活動を開始する。2018シーズンは中学・高校生を対象にしたサイクリングアカデミーの活動を合わせてU23カテゴリー76レースに出場した。

写真左から花田、山岸、大町、吉岡、鈴木、瀧山

U23の活動では大町健斗が全日本選手権個人ロードレースで5位入賞し、ナショナルチームのメンバーとして欧州遠征に参加した。多くの課題は残したものの成長できた1年だったという。また他のメンバーも全日本選手権や欧州のレースにおいて期待通りの成長を見せた。

サイクリングアカデミーでは2018年の世界選手権ジュニアカテゴリー代表5選手のうち3選手がサイクリングアカデミー出身者で、短い活動期間ながら大きな刺激を得て、その後成長していく姿を再確認することができたと橋川健監督。

2019 TEAM EURASIA – IRC TIREメンバー

大町健斗
1998年生 チームユーラシア7年目 
2013シーズンよりチームユーラシアでサポートを行い、2015、2016年はサイクリングアカデミーに参加。
2016  全国高校選抜及び日本選手権個人タイムトライアルジュニアカテゴリーで優勝。
2017  Heule 10位 全日本選手権ロードレースU23 7位 ジャパン強化指定選手
2018  GP de Rumilly-en-Cambrésis 2位
     Arden Challenge St.5 10位  
     全日本選手権ロードレースU23 5位 
同タイムトライアル5位

花田聖誠
1998年生 チームユーラシア3年目
2016年アジア選手権ジュニアカテゴリーで3位入賞 同年サイクリングアカデミーに参加
2017 アルデンチャレンジ区間10位 
2018 Houthulst 16位

吉岡拓也
1998年生 チームユーラシア3年目
2015、2016年サイクリングアカデミーに参加

鈴木史竜
1998年生 チームユーラシア3年目
2016年サイクリングアカデミーに参加

瀧山里玖
1998年生 チームユーラシア3年目
2016年サイクリングアカデミーに参加

山岸大地
1999年生 チームユーラシア2年目
2015~2017サイクリングアカデミーに参加
2018 GP de Rumilly-en-Cambrésis 10位
今年一番の大きな成長を見せたのが山岸。フランスのレースでは10位に入賞した。2019年の飛躍が期待される。

カルビン・シム(Calvin Sim)シンガポール
1989年生
2017 東アジア大会 自転車競技オムニアム優勝

東アジア大会のオムニアムで優勝したカルビン・シム ©Singapore Cycling Federation

橋川健監督のコメント
大町はチームユーラシアのサポート下、ベルギーの有力チームへの加入の準備を進めています。正式に決まりましたらあらためてご報告させていただきます。カルビンに関しては経験豊富な選手であり、また英語によるコミュニケーションを取ることで若いユーラシアの選手たちにとってもいい経験になると確信しています。またカルビンも欧州でガンガン走り、いい成績を収めることでウィンウィンの関係を築けたら良いと思います。

2019スケジュール
2月13~23日 チームトレーニングキャンプ (プレレースシーズン)
3月上旬    渡欧 レース参戦
        6~8レースに参戦予定
4月17~21日 アルデンチャレンジ
        上記レースに加え8レース前後に参戦
5月      欧州で6レース前後に参戦後帰国
30~6月2日  ツールド熊野
3~13日    合宿
23日      全日本選手権 U23個人タイムトライアル
29~30日    全日本選手権 U23個人ロードレース

7月      下期欧州遠征
中旬~     サイクリングアカデミー
8月
サイクリングアカデミー
21~25日    東フランダース1周レース
9月末     シーズン終了

チームジャージデザインの販売について
2018シーズンは所属選手の営業サポートもあり、150万2536円のジャージの売り上げがありました。そのうち約8%を売り上げに応じて選手にキャッシュバックしています。また仕入れなどのコストを除いた利益は全額チームの活動資金として有用に使わせていただきました。
2019年もジャージの販売を行います。サプライヤーはブルガリアに本社を置き、多くの欧州ウェアブランドの委託生産を行うDOLTCINI(ドルチーニ)です。ベランダ ウィレム-クレランをはじめ、多くのプロチームが選択しているブランドです。

2019 Team Eurasia – IRC TIRE ジャージデザイン
2019シーズンは2018シーズンのジャージからマイナーチェンジとなります。全体的に黒を10%ほど強めにしています。

販売について
売上の目標を50万円としており、利益の全額をチームの活動費として使わせていただきます。
価格 
半袖 15,984円
長袖 15,984円
ベスト 15,984円
ミッドシーズンジャケット 23,760円 (冬用)
コンビ エアロスーツ 31,968円 (ロードレース用 ワンピース)
ビブパンツ 15,984円
送料 一律1,000円

サイズチャートと詳細サイト

問い合わせ先
teameurasia2009(アットマーク)gmail.com
締め切り 12月30日24時
受け渡し 3月初旬~中旬に国内より発送予定

キナンチームが和歌山県新宮市キャンプを打ち上げ2019年シーズンへ

チーム発足から4年目のシーズンをまもなく終えるキナンサイクリング。2019シーズンへ向けた動き出しはすでに始まっていて、12月18日から21日までは和歌山県新宮市でチームビルディングキャンプを実施。2019年シーズンの所属選手・スタッフが集結し、レース活動を視野に入れて準備を行った。

キナンのチームビルディングキャンプ ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

キャンプの主な目的は、メンバー間での積極的なコミュニケーションによる結束力の強化や、レースプログラムの確認、来季使用するバイクやウエアのフィッティング、2019年シーズンのチーム撮影など、多岐にわたる。選手ごとに活動拠点が異なる点や、脚質によって招集レースに幅が出るといったことから、シーズンに入ると選手同士での顔合わせが限定されがちになるため、しっかりと各選手の人となりを把握しておき、チームとしてひとシーズンを戦っていく意思を高めることがキャンプ期間中に求められた。

今回の参加メンバーは、2018年シーズンからの継続選手である山本元喜、椿大志、マルコス・ガルシア、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、雨乞竜己、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大に、2019年シーズン加入の大久保陣(ブリヂストンサイクリング)、荒井佑太(福井県自転車競技連盟・19日のみ参加)を加えた計11選手(福田真平は欠席)。

16日にゲストとして参加したイベント「ヴェロフェスタ in モリコロパーク」を終えたチームは、翌日にメインスポンサー「キナン」本社のある和歌山県新宮市へと移動。18日から本格的にプログラムがスタートし、2日間かけて2019年シーズンに使用するチームイメージ写真の撮影に臨んだ。また、19日には「La NICOカスタムインソール」さまによる選手の足型測定が行われ、シーズンを通して使用するインソールをフィッティングした。

キャンプ期間中は来シーズンへの準備に時間を費やしたため、高強度のトレーニングは行われなかったが、20日に選手たちがそろって約4時間のライドへ。三重県熊野市までの往復で、熊野灘や新鹿湾といった風光明媚なルートを走行。途中で立ち寄ったショップのスタッフからキナンファンであることを告げられるといった“出会い”もあるなど、リラックスしたなかでの走り込みとなった。

20日夜にはミーティングを行い、プロサイクリストとしての心構えやシーズンインへ向けた意識の確認をしたほか、キャンプ期間後半にはキナン・角口賀敏会長が訪れて選手たちを激励。チームより一層、モチベーションを高めて次なるシーズンを迎えられる態勢が整った。

選手たちは和やかなムードで過ごしながらも、写真撮影やミーティング、バイクフィッティングといった場面では真剣なまなざしを見せ、2019年への意気込みを感じさせていた。新メンバーも顔なじみの継続選手が多いこともあってか、すぐにチーム活動に順応。あとは、よい雰囲気を“本職”であるレースでの好連携に反映させるのみとなっている。