ツール・ド・フランス前哨戦にベルナル、トーマスら参戦

新型コロナウイルス感染拡大によりUCI(国際自転車競技連合)カレンダーが再編され、日程変更されたクリテリウム・デュ・ドーフィネ(フランス)はクレルモンフェランで8月12日に開幕。16日にムジェーブにゴールする新日程を発表した。

山岳ステージばかりとなったクリテリウム・デュ・ドーフィネ

レースは5ステージに短縮され、プロローグやタイムトライアルがなくなり、最終日のフィニッシュラインまで山岳ステージが連続する。

8月29日に開幕するツール・ド・フランスの前哨戦と言われる同大会には、トップ選手の多くが参戦する。ユンボ・ビズマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)とトム・デュムラン(オランダ)、イネオスのエガン・ベルナル(コロンビア)とゲラント・トーマス(英国)、ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)、AG2Rラモンディアルのロマン・バルデ(フランス)、グルパマFDJのティボー・ピノ(フランス)。

すべてツール・ド・フランスに参戦を予定しているエースクラスだ。

2019クリテリウム・デュ・ドーフィネでクリストファー・フルームは落車骨折している ©ASO/Alex Broadway

ベルナルが政府機でコロンビアを出国し欧州へ

ベルナルやナイロ・キンタナらのコロンビア勢はフランス入国ができるのか懸念されていたが、7月20日に両選手やサッカーなどのスポーツ選手109人が政府チャーター機で欧州に到着した。出発前のPCR検査で全員が陰性だったため、検疫なしにスペインのマドリードで入国を認められた。

このコロナ禍の状況にあっても、ヨーロッパでは検問なしに国境を越えられるため、ツール・ド・フランス2連覇を狙うベルナルがフランス入りするのは問題ないと報じられている。フランスは現時点で、一般のコロンビア人の入国は認めていない。

スペイン入りしたベルナルは、イネオスチームがトレーニングしているピレネー山中のアンドラ公国に移動。チームメートとトレーニングし、8月1日にフランスで開催されるルート・ドクシタニーで実戦復帰する計画だ。

●クリテリウム・デュ・ドーフィネのホームページ

ベルギービールウィークエンドが名古屋、大阪、日比谷で開催決定

ベルギービールウィークエンドがいよいよ2020年もやってくる。新型コロナウイルス感染拡大防止と来場者、スタッフなど関係者全ての安全対策を施し、名古屋、大阪、東京の日比谷で開催することが決まった。

Nagoya
愛知県名古屋市・久屋大通公園
エディオン久屋広場・エンゼル広場
8月13日(木)〜8月18日(火)

Osaka
大阪城公園 太陽の広場
8月26日(水)〜8月30日(日)

Hibiya
東京都・日比谷公園
9月3日(木)〜9月6日(日)

来場者が安心してベルギービールを楽しめるためのソーシャルディスタンス、消毒、清掃などの衛生面を強化し、一緒に乾杯できることを楽しみにしているという。

ビールもフードもベルギー風で

オンラインチケット販売中!

会場での飲食には、飲食用コインとビールを注ぐBBW2020オリジナルグラスが必要。販売している日付指定の(スターターセット)チケットは、会場の収容人数に応じて販売枚数を制限している。当日受付での待ち時間を短縮するため、楽天チケットにで事前にオンラインチケットを購入するのがおすすめ。
スターターセット3,100円(コイン10枚 + オリジナルグラス1個)
チケット詳細はこちら

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

映画「弱虫ペダル」公開記念Zwiftライドが7月26日開催

映画「弱虫ペダル」の公開を記念したZwiftライドが7月26日(日)に開催される。自転車販売チェーン店のY’s Roadを運営するワイ・インターナショナルがこれをサポートする。

映画「弱虫ペダル」は2020年8月14日(金)に全国公開される。累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」は2008年に週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載を開始。2020年で12年目を迎え、現在まで67巻が既刊されている大人気コミックスだ。

アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまなコンテンツでメディアミックスされているが、満を持して初の実写映画化となった。松竹配給のもと、ワイ・インターナショナルは劇中で使用する自転車などの提供および走行技術指導を協力した。

●映画「弱虫ペダル」の公式サイト

映画公開を記念し、全世界で利用されているバーチャルサイクリングのプラットフォーム 「Zwift」(ズイフト、米国)でライドイベントを開催することが決まった。原作者の渡辺航(わたなべわたる)先生をライドリーダーに、映画の自転車技術指導を務めた元プロロードレーサー城田大和(しろたやまと)さんをサブリーダーに迎え、参加者とバーチャルライドを楽しむ。

参加するサイクリストは、スマートフォンやパソコンなどからオンライン上に作られた”仮想 空間“にアクセス。自宅などで自身の自転車を漕ぐと、そのパワーや心拍、ケイデンスなどの計測値が、仮想空間にプログラムされた自身の”アバター(分身)“にリアルタイムに反映され、オンライン上でサイクリングできるというもの。
Zwiftの利用に関する問い合わせは公式サイトまで

イベントは「一緒に走ろう!」、「みんなで走れば楽しい!」をコンセプトに、サイクリングペースで集団走行するグループライド(ラスト1km のみフリー走行)。みんなで一緒にライドを楽しむことを目的にした、初心者にも参加しやすいイベントとなっている。

イベントの参加料は無料。事前の申し込みも不要で、Zwiftを利用できる人はだれでも参加できる。

当日は渡辺航先生、城田大和さん、Y’sRoad 各店のライダーを「Zoom(ズーム)」会議システムで結び、キーステーションとなる Y’sRoad 渋谷本館でその様子を撮影。この模様は、後日松竹株式会社のWebサイト、YouTubeでも配信され、各局からTV放映される予定。

映画「弱虫ペダル」公開記念Zwiftライド実施概要

◆日程=7月26日(日)9:30~1時間程度
◆ライド名=Yowamushi Pedal” Group Ride with Watanabe Sensei
◆ライド URL=決まり次第、ライド概要ホームページで告知
◆コース=Zwift(ズイフト)の「Watopias Waistband」
◆参加資格=Zwift(ズイフト)が利用できる人全員
◆参加費=無料。Zwift利用のための登録利用料は別途必要。また、通信環境、自転車や計測機器などは参加者自身で準備する。Zwiftは7日間もしくは25kmまでの無償利用が可能。

◆ライド概要ホームページ

ワイ・インターナショナルについて
創業: 1898 年(明治 31 年) 本社所在: 東京都豊島区東池袋 1-27-8 池袋原ビル 5F 事業内容: スポーツサイクル・自転車部品・用品の国内販売、オリジナル商品の企画・製 造・販売、スポーツサイクルのメンテナンス・チューンアップ 代表者: 代表取締役社⾧ 鳥居 恵一郎 店舗数: 直営店舗 Y’s Road36 店(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都 府、大阪府、兵庫県、愛媛県、広島県、福岡県)
●ホームページ

最大7.1%、平均4.1%割り引き…トレックのカスタムシステム

トレック・ジャパンは、カスタムプログラムProject Oneを2021年バージョンにアップデートし、同時に価格改定を行った。より多くの人にカスタムバイクの素晴らしさを知ってもらうため、完成車のスターティング価格を値下げした。モデルによって割引率は異なるが、ロードバイクでは最大7.1%、平均で4.1%の割引。

例えばMadone SLR 6 Disc(アルテグラ)は、2020年版では85万3000円だったが、2021年版は81万2000円と、4万1000円、約4.8%の割り引き。発売済のÉmonda SLRはすでに2020年モデルから値下げされた状態で販売されている。シマノDuraAce Di2、Sram eTapで組まれた2021年モデルのスタート価格には、パワーメーターの価格が含まれているが、注文時に外すことが可能。

スプラッター

また、6種類の新しいペイントテーマと新型のハンドルバーやホイール、ドライブトレインのオプションが新たに追加された。Émonda SLRと同時に発表済のICONペイントテーマ、Amplified Alchemy、Sweet Gold Leaf、Holographic Diamond Flakeの3種類が、すべてのフレームで選べるようになった。

アブストラクト

また、まったく新しい「デザイナーシリーズ」として、「Abstract」(アブストラクト)そして「Palmarès」(パルマーレス )という2種類のペイントスキーム、またMTBモデル専用のSplatter Fadeも新たに追加されている。

パルマーレス

パーツオプションも一新され、新しいAeolus RSL Bar/Stem、Aeolus Elite、Pro、RSL ホイールも選べる。マウンテンバイク全モデルでは、SRAM Eagle ドライブトレインと新しいRockShoxおよびFOX サスペンション、新しいLine カーボンホイール、サドル、タイヤも選ぶことができる。

●トレックのホームページ

BESV(ベスビー)に限定カラーのストライプピンク発売

次世代プレミアムeバイク「BESV(ベスビー)」は、ミニベロ電動カテゴリで大人気の20インチアルミフレームのPSA1について、カラー&デザインパターンを変更。これまでのレギュラーカラーである、ホワイト・レッド・イエローに加え、ブラックを標準ラインナップとし、さらに限定カラーとして、ストライプピンクを加えて5色展開。8月22日発売。

人気のPSA1が8月22日よりリニューアル

国内外で多くのデザイン賞を受賞するPSシリーズの中で、コストパフォーマンスに優れたPSA1を、スペック・性能・価格はそのままにカラーパターンをリニューアル。レギュラーカラーはホワイト・レッド・イエロー・ブラックと、限定カラーとなるストライプピンクを加えた。

PSA1(ピーエスエーワン)ストライプピンク

PSA1は、20インチのミニベロeバイクカテゴリでも、高い走行性・登坂性・操作性を誇り、前後サスペンションで、街中のあらゆる走行シーンを快適に、そして見る人の目を奪うデザインと性能、コストパフォーマンスに優れたもの。

PSA1(ピーエスエーワン)ブラックグロス
PSA1(ピーエスエーワン)レッド
PSA1(ピーエスエーワン)イエロー
PSA1(ピーエスエーワン)ホワイト

価格は18万5000円(税別)。取り扱いはベスビージャパン。

●ベスビーのホームページ

パナソニックがeバイクのジェッター、XM-D2 Vを発売

パナソニックサイクルテックは、電動アシスト自転車スポーツタイプの新製品として、「ジェッター」と「XM-D2 V」を2020年8月3日に発売する。ミドルレンジとなる新型「ジェッター」はデザイン・機能ともにフルモデルチェンジ。フラッグシップである「XM-D2 V」は新パーツを採用しマイナーチェンジを実施した。

電動アシスト自転車スポーツタイプ「ジェッター」

スポーツタイプの商品ラインアップ強化でユーザーの幅広いニーズに対応、電動アシスト自転車スポーツタイプの市場拡大を図っていきたいという。

電動アシスト自転車スポーツタイプのミドルレンジである「ジェッター」は、今回のフルモデルチェンジでフォルムを一新。ダウンチューブに沿わせた新設計のバッテリーを搭載し、よりスポーティでスタイリッシュなモデルへと生まれ変わった。またサイド液晶ディスプレイを採用した手元スイッチは、適度なクリック感とスポーツ走行に必要な情報を表示することで、走行中の臨場感を高める。

電動アシスト自転車スポーツタイプのフラッグシップ「XM-D2 V」は、2019年3月1日に発売した限定モデル「XM-D2」をアップデート。本格的な前後サスペンションに加え、特に要望の多かったドロッパーシートポストを採用し、オフロード走行時のパフォーマンスを向上させた。

XM-D2 V

<特長>
1.【ジェッター】新設計バッテリーをダウンチューブに搭載し、スポーティーなフォルムを実現
2.【ジェッター】走行中の臨場感を高める新サイド液晶ディスプレイを搭載
3.【XM-D2 V】本格的前後サスペンションに加え、新たにドロッパーシートポストを採用

ジェッター
【品番】BE-ELHC339/BE-ELHC344
【フレームサイズ】BE-ELHC339:390 mm、 BE-ELHC344:440 mm
【カラー】
B8L:マットチャコールブラック
F5J:シャインパールホワイト
L95:シャイニーブルー
Y0F:サンゴールド
【価格】15万円(税別)
【発売日】2020年8月3日

XM-D2 V(エックスエムデーツーブイ)
【品番】BE-EWMD242
【フレームサイズ】420 mm
【カラー】S8S:プラチナムメタリックシルバー
【価格】63万8000円(税別)
【発売日】2020年8月3日

●パナソニック 新型ジェッタープロモーションムービー

【問い合わせ先】
パナソニック サイクルテック株式会社
お客様相談窓口(通話無料)
電話:0120-781-603(受付9:00~18:00)