ベッティオルV、ベルナル首位堅持…ジロ・デ・イタリア第18S

第104回ジロ・デ・イタリアは5月27日、ロベレート〜ストラデッラ間の231kmで第18ステージが行われ、EFエデュケーションNIPPOのアルベルト・ベッティオル(イタリア)が独走して優勝。

2021ジロ・デ・イタリア第18ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

マリアローザを着るイネオス・グレナディアスのエガン・ベルナル(コロンビア)は首位を守った。

マリアチクラミーノのサガンとマリアローザのベルナル ©LaPresse
総合優勝争いに食い込んでいるバーレーンビクトリアス。右端が新城幸也 ©LaPresse
第18ステージを制したアルベルト・ベッティオル ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザのベルナルをピッタリとマークしてゴールするバーレーンビクトリアス勢 ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジョフリー・ブシャール(フランス、AG2Rシトロエン)
□マリアビアンカ(新人賞) エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)

マリアローザを守ったベルナル ©Massimo Paolone/LaPresse

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ジロ・デ・イタリア公式サイト
🇮🇹ジロ・デ・イタリア特集サイト
出場184選手リスト

大谷翔平が三刀流目に極めたいこと、ザバス新CMで語る

プロテイン市場売上No1ブランドのザバスがロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平(26)を起用した新テレビCM『筋肉の声』篇(30秒・15秒)を2021年6月1日から全国でオンエアする。また、同日から新ウエCM『高校時代から』篇(26秒)をザバス公式サイトで公開する。

1980年の発売開始から約40年にわたりプロテインを代表するブランドとしてあり続けたザバスは、多くのトップアスリートのパフォーマンスアップをサポートしてきた。高校時代からカラダづくりやコンディショニングを意識してきた大谷とは、2015年にアドバイザリー契約を締結して以来、食と健康のプロフェッショナルとして栄養面でサポートし続けている。

新テレビCM『筋肉の声』篇は、黙々とトレーニングをする大谷と大谷の“筋肉の声”が共演する。この大谷の“筋肉の声”を務めるのは、大人気アニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のロロノア・ゾロ役でも知られる人気声優、中井和哉。ストイックにトレーニングに励む大谷と、中井が演じるユーモラスな“筋肉 の声”の共演が見どころ。

また、新ウエブCM『高校時代から』篇は、トレーニング中の大谷の映像の中に自身の高校時代の写真が次々と映し出される。高校時代からザバスとともに歩んできた大谷。過去を振り返りながら、当時胸に抱いていた将来の夢を大谷自身の声でナレーションしている。大谷の歴史が約30秒に凝縮された、ファンにはたまらない映像。

体感ザバス。きっと驚く。キャンペーン

キャンペーン期間:2021年6月1日(火)10:00~7月12日(月)15:00
第1期:6月1日(火)10:00~6月21日(月)9:59
第2期:6月21日(月)10:00~7月12日(月)15:00
応募方法:①ザバス Twitter 公式アカウント(@my_savas_jp)をフォロー
②キャンペーン投稿の選択肢から1つ選んでツイート
③ザバスTwitter公式アカウント(@my_savas_jp)から抽選結果のリプライが届く

景品/当選者数 :
A賞
第1期:西川コンディショニング・マットレス [エアー] シリーズ セット/1名
第2期:Technogym Bench(テクノジムベンチ)/1名
B賞
ザバス オリジナルQUOカード 2000円分/100名(第1期:50名、第2期:50名)
C賞
ザバス ホエイプロテイン 100 トライアルタイプ 全種セット/300名(第1期:150名、第2期:150名) (ココア味、バニラ味、リッチショコラ味、抹茶風味、ヨーグルト風味)

2022ブエルタ・ア・エスパーニャは念願のオランダ開幕

2022年の第77回ブエルタ・ア・エスパーニャがオランダで開幕することになった。2020年の第75回大会は最初の3ステージをオランダで開催する予定だったが、新型コロナウイルス第1波の感染拡大により断念。大会を延期するとともにスペイン国内に限って開催したという経緯がある。

オランダのブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝者、左がヨープ・ズートメルク、右がヤン・ヤンセン。中央は大会ディレクター

ブエルタ・ア・エスパーニャがオランダで開幕するのは13年ぶり

開幕地は75回大会計画と同様にオランダのユトレヒト。同大会がオランダで開幕するのは2009年のアッセンに続く2回目。海外開幕は1987年のリスボン(ポルトガル)、2017年のニーム(フランス)を含めて4回目となる。

ユトレヒトは2010年にジロ・デ・イタリア、2015年にツール・ド・フランスの開幕地を務めたこともあり、7年ぶりのグランツール開幕地となる。

2021年の第76回大会は8月14日から9月5日まで開催される。初日は建造800周年のブルゴス大聖堂の周辺で開催。最終日は首都マドリードではなく、シャコベオ(ヤコブ)の聖年を迎える巡礼地の終着サンチャゴデコンポステーラにゴールする。

●ブエルタ・ア・エスパーニャのホームページ
●ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト

ブリヂストンサイクルが春の交通功労者特別優良団体に

ブリヂストンサイクルは警視庁の主催する自転車安全利用管理者講習等への協力実績や、同社が実施する自転車の交通安全啓発活動が認められ、警視庁の「令和3年春の交通功労者等表彰」で特別優良団体として交通部長から表彰された。

警視庁㓛刀正樹警視(左)とブリヂストンサイクルの渡辺究専務執行役員

「交通功労者等表彰」は、安全で快適な交通社会の実現に尽力している部外の交通功労者、優良運転者、団体などに対し、春・秋の全国交通安全運動終了後に、警視総監、交通部長、一般財団法人東京都交通安全協会会長から表彰を行うもの。

同社は、自転車利用者の交通ルール順守やマナーの向上、交通事故防止を目的とした安全啓発活動に取り組んでいて、児童や子育て世代、シニア世代といった幅広い世代を対象にした自転車安全講習会の実施に加え、警視庁が主催する自転車安全利用管理者講習への協力など、安全啓発への積極的な取り組みが評価された。

警視庁主催の自転車安全利用講習に協力するブリヂストンサイクル

「今回当社の取り組みがこのような形で評価され、とてもうれしく思います。これからも、自転車を通じて一人ひとりの安全で安心な暮らしを支えたいという思いで安全啓発活動に取り組み、活動の輪を広げていきたいと思います」と同社の渡辺究専務執行役員。

●ブリヂストンサイクルのホームページ

第13回OVE地域交流会が7月7日と14日にオンライン開催

シマノが運営するライフクリエーションスペースOVEで、第13回OVE地域交流会が2021年7月7日と14日の2回にわたってオンライン開催され、その参加者募集が始まった。7日は自転車まちづくりについて、14日は実践者集合!日本の自転車教育について。自転車協会後援のイベント。

写真はOVEでのリアルイベント時のもの

ライフクリエーションスペースOVEは2014年の「散走読本」の発刊を機に、全国各地域・拠点で自転車まちづくりや自転車観光などを実践している、あるいはこれから取り組もうとしている地域のリーダーに集まってもらい「地域交流会」を実施してきた。

回を重ねるごとに数多くの地域から参加者が集まり、さまざまな地域の「自転車まちづくり」を学ぶ機会として好評を得た。各地域の自転車活用実践事例の共有や、課題解決のための学び合いをパネルディカッション形式で開催し、各地域や拠点で実践できるヒントを持ち帰ってもらう交流会だ。

第13回OVE地域交流会の内容は

アフターコロナ/ウィズコロナの時代にあって、持続可能で健康的なモビリティとして、自転車が再注目されている。この流れを一過性に終わらせず、継続させていくには、「自転車文化の底上げ」が欠かせない。一方で、ひとことで自転車文化と言ってもスポーツ、ツーリズム、移動手段、健康づくりなどさまざまな活用が考えられる。第13回を迎えた地域交流会では、各地域で自転車を活用したまちづくりに取り組んでいる人の知見を借りながら、これからの自転車文化向上について考える。

●実施方法 : オンライン会議室
※参加者に会議室の URL とパスワードを前日までに送付
●参加費 : 無料=PC、タブレット、スマホからアクセス可能、通信料などは自己負担
●定員 :100人
主催/ライフクリエーションスペーOVE 後援/一般社団法人 自転車協会

【1】自転車まちづくりについて

【日時】  2021年7月7日(水)13:00〜15:30(ZOOM 入室 受付 12:30~)
・13:00〜 あいさつ シマノ 専務取締役 津崎 祥博
・13:05〜 あいさつ 一般社団法人 自転車協会理事長 山﨑 一
・13:10〜 自転車を取り巻く状況と課題 シマノ 阿部 竜士
・13:30~ 各地域の取り組みと課題共有

テーマ:「連携」
地元理解を促す地域内連携や、行政機関の部署間連携に必要なこととは?(各 15 分)
①  大田区自転車活用推進計画へ向けた地域・組織内連携について
大田区都市基盤整備部 都市基盤管理課 交通安全・自転車総合計画担当係長 小野澤 行平氏
② コンサルタントとして地域連携を促進する取組とは?
(株)日本海コンサルタント 片岸 将広氏
③ONOMICHIU2 をはじめとする尾道の地方創生の取り組み、移住者による地域連携について
TLB(株) 取締役 吉田 拳誠氏
④りんりんスクエア土浦、自転車販売店による地域連携を促進する取組とは?
(株)サイクルスポット専務取締役(一般社団法人自転車協会 理事) 加藤 京子氏
(休憩/10 分)
・14:40〜パネルディスカッション、質疑応答
・15:30 終了

【2】実践者集合!日本の自転車教育について

【日時】  2021年7月14日(水) 13:00〜15:30(ZOOM 入室 受付 12:30~)
・13:00~13:05 ご挨拶と本日の流れ説明
・13:05~ 日本の自転車教育の現況 大阪市立大学 吉田 長裕氏
・13:15~ 各取組事例と課題共有(各 10 分程度)
①子どもたちの健全な成長と安全意識を育むキッズバイク教室及び、次世代の人材育成について
BICYCLE CAST 株式会社・代表取締役 井手川 直樹氏
② ウィラースクール in 美山について      代表 ブラッキー中島氏
③ デンマーク式自転車教室(ゲーム)の特徴について
あおぞら財団 事務局長 藤江 徹氏
④ 子ども、高齢者、障がい者の誰にも必要な自転車教育について
一般社団法人パラサイクリング連盟 専務理事 権丈 泰巳氏
⑤ 京都市、堺市などにおける中高校生向け自転車教育について
特定非営利活動法人自転車活用推進研究会 理事 藤本 典昭氏
⑥ 自転車通学指導のススメ、指導者への指導について
自転車の安全利用促進委員会メンバー  遠藤 まさ子氏
(休憩/10 分)
・14:35~  日本における自転車教育の在り方、今後の課題について
大阪市立大学 吉田 長裕氏
・14:45〜 パネルディスカッション、質疑応答
・15:30〜 終了

申し込み方法
下記のURLより申し込みページに進む。
【1】 2021年7月7日(水)13:00〜15:30 (ZOOM 入室 受付 12:30~)
https://www.ove-web.com/event/e-shop/sh-release/entry-542.html
【2】 2021年7月14日(水) 13:00〜15:30 (ZOOM 入室 受付 12:30~)
https://www.ove-web.com/event/e-shop/sh-release/entry-545.html 

ライフクリエーションスペース OVE について

シマノが、新しい自転車ライフスタイルを提案することを目的として、2006年1月より運営しているコンセプトストア。Opportunity(機会)・Value(価値)・Ease(気軽に)をコンセプトに、さまざまな文化が交差する場として、価値あるモノ・コトを気軽に体験する機会を提供している。

その機会のひとつとして、散歩のようにゆっくりと巡る「散走」という愉しみ方を提案し、もっと多くの人に知ってもらうために、2014年に『散走読本』を発刊した。

マーティンV、ベルナル苦戦も首位を死守…ジロ・デ・イタリア第17S

第104回ジロ・デ・イタリアは5月26日、カナツェイ〜セーガディアーラ間の193kmで第17ステージが行われ、イスラエルスタートアップネーションのダニエル・マーティン(アイルランド)が独走で初優勝した。

アシストのダニエル・マルティネスに叱咤されながらゴールを目指すマリアローザのベルナル ©POOL Bettini/LaPresse

マリアローザを着るイネオス・グレナディアスのエガン・ベルナル(コロンビア)は最後の山岳でわずかに遅れを取ったが、これまでの貯金を利して首位を守った。

2021ジロ・デ・イタリア第17ステージ ©LaPresse

ジロ・デ・イタリア初優勝のマーティンは、これでツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャを加えたグランツール(三大ステージレース)ですべて区間勝利した102人目の選手となった。アイルランド選手のジロ・デ・イタリア勝利は8回目。

ダニエル・マーティンが第17ステージ優勝 ©LaPresse

「ゴールラインを通過するときに頭を振ったのは、自分が勝つことが信じられなかったからだ。きょうはアタックをして第1集団に加わる計画を立てたが、強い逆風で先頭グループの勢いを殺しました。最後の山岳の上りはじめで区間勝利は難しいと感じたが、この1週間ほどとても調子がいいので、積極的に走って一番急な部分で彼らをふるい落とすことができた」とマーティン。

「事前にコースを走っていたので、どの部分が一番苦しいかを把握していた。総合成績の上位選手もここでタイムを詰めてくると思ったが、かなりのタイム差があったのでペースを守り続けた。ステージ優勝するためにこの大会に乗り込んできたが、勝てたことが信じられない」

ダニエル・マーティン ©Massimo Paolone/LaPresse

バッドデーだがタイムはそれほど失わなかったとベルナル

一方、第16ステージで独走勝利して総合優勝に大きく前進していたベルナルは、休日をはさんで行われたこの日は不調だった。

「おそらく最後の2kmはそれほど上りが難しくなかったので、うまく走ればよかったと思う。でも事前にすべてのステージをチェックすることは不可能だし、思ったよりもタイムを失っていない。ベストではなかった日にしては非常にうまくいったと言わざるを得ない」とベルナル。

「(総合5位の)イェーツに追従しようとしたが、それができないことに気づいたとき、(総合2位の)カルーゾの後輪から離されないようにして、彼から遅れないようにした。確かにボクは無敵ではない。他の人は今日、ボクよりも強かった。ダニエル・マルティネスが一緒にいてくれてありがたかった。ジロ・デ・イタリアが終わるまで集中し続けたい」

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジョフリー・ブシャール(フランス、AG2Rシトロエン)
□マリアビアンカ(新人賞) エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)

サイモン・イェーツ(先頭)とホアン・アルメイダ(2番目)がベルナルとのタイム差をわずかに詰めた ©POOL GETTY IMAGES/LaPresse

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