植竹海貴…2022年の全日本選手権で勝ったらホンモノです

2022年は植竹海貴に大注目。ちょっと前まで無名の存在。ところが2021年の全日本選手権ロードで、東京五輪代表を打ち負かして初優勝。実業団シリーズ戦でも11勝を挙げて年間チャンピオンになった。スポーツ自転車専門店のワイズロードで週5日の勤務をしながら、室内バーチャルトレーニングで実力をつけた。見た目と裏腹に負けず嫌いな25歳は、日本チャンピオンジャージを着て2022シーズンを走る。

店舗前で日本のナショナルチャンピオンジャージを着て見せた

2度目の全日本選手権ロードで頂点に君臨

2021年10月23日に広島県三原市で開催された第89回全日本自転車競技選手権ロードレース。女子エリートは五輪代表の金子広美のアタックを何度となく封じ込め、一騎打ちのゴール勝負を制した植竹が日本の頂点に立った。2度目の参加で、2019年の前大会(2020年はコロナ禍で中止)は途中リタイア。女子ロードが全日本の正式種目となったのは1982年だが、歴代女王にはそうそうたる名前が連なる。そのリストに植竹が加わった。

「シーズン始めは全日本で上位入賞できたらいいなと考えていた。全日本で勝てるようになるのはもっと先だと思っていた」という。

ワイズロード新宿本館で。週5回の勤務をこなすフルタイムワーカーだ

専門学校への通学のため、ワイズロードでクロスバイクを購入。これが店舗との出会いとなる。荒川沿いを走る楽しさにひかれ、もっとスピードが出るロードバイクに乗り換えた。日曜日のチーム練習に顔を出すようになり、8時間耐久レースに女子チームの一員として参加して優勝した。

ところがその後のレースで高校生に負けた。「もっと速くなりたい」と、練習に打ち込めるようにワイズロードへの転職を決意。配属された新宿の店舗では、毎週月曜夜に同社が代理店を務めるSARISスマートトレーナーを使ったオンライン参加イベントを担当。「室内トレーニングは逃げ道がなく、実力アップもデータで手に取るように分かる」と急成長を遂げていく。

植竹海貴(右)が金子広美を制して優勝 ©JCF

今回の全日本では五輪代表で、海外プロとして活動する与那嶺恵理が欠場。大本命が不在となったが、植竹自身はそれを喜ばなかった。どんなに強い相手でもレースで勝負をしたかった。

「来季の全日本は与那嶺選手も参戦してくるはず。そこで私が勝ったらホンモノです」

仕事休みの日もやることはトレーニング。雨なら室内でバーチャル練習。食べ歩きが数少ない趣味というが、それもトレーニング中に立ち寄る。

全日本実業団自転車競技連盟が主催するJフェミニンツアーのリーダージャージを手中に

ブレない強さ…室内バーチャルトレーニングの申し子

所属するワイズロードチームで女子は唯一の存在だ。「男子選手のようにレースでチームプレーをしてみたいです。女子の選手層がもっと増えてくれたらうれしいです」

男子に混じる練習では「負けるものか」という思いを持って食らいつく。同じ新宿の店舗で働くチームメートの三上玄選手によれば、「ブレないこと。粘り強さが植竹の強み」だという。「弱点は下りコーナーなので、それがうまくなればもっと成績が伸びるはず」

スマートトレーナーのSARISに乗ってバーチャル練習。左はチームメートの三上

自転車で風を切って走れば気温の変化も、草木の香りで季節が感じられるという植竹。「海外で走ることはまだ考えていませんが、どこを目指していくべきかこれから思い描いていきたいです」。最大のターゲットは2022年6月の全日本選手権で連覇することだ。

エリート女子ロードのナショナルチャンピオンジャージを着る植竹海貴

▼植竹海貴(うえたけ・みき)
1996(平成8)年1月29日生まれ、25歳。東京都出身。中学でバスケ、高校で剣道をこなす。保育専門学校時に通学のためクロスバイクを買ったのをきっかけに自転車の楽しさを知る。競技に集中するために保育士をやめてワイズロードに転職。2021年全日本選手権エリート女子ロード優勝。Jフェミニンツアー年間総合優勝。勤務先はワイズロード新宿本館。

名古屋サイクルクラブ…日常ツールとしての自転車やサイクルスポーツを体験

自転車の正しい知識と技術、走行時の交通安全について学ぶとともに、サイクルスポーツとしての自転車を感じる場として船出を切った「名古屋サイクルクラブ」。名古屋競輪場を主会場に、小学生と中学生を対象とする自転車教室にKINAN Cycling Teamも全面協力している。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

クラブでは自転車の走行技能の向上はもとより、体を動かす楽しさを経験することを重視し、スポーツ全般に役立つ心身の発達を目的としている。新型コロナウイルスの感染拡大状況を見ながら開催時期を調整し、晴れて12月から活動が本格スタート。2021年中は2回の開催が実現した。

12月29日に行われたプログラムでは、2022シーズンから選手として走る鈴木宏幸サイクルインストラクターをメイン講師に、所属選手からは花田聖誠がレクチャー役として参加。鈴木インストラクターの進行のもと、ジョギングやハードル越え、腿上げなどの陸上トレーニングでウォーミングアップ。体が温まったところで、いよいよ自転車へとまたがった。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

実技は、一本橋走行やスラローム、8の字走行といった、バイクスキルの基本を重視した内容。一度の走行で複数種目をこなせるようコースをセッティングし、参加者たちは繰り返し課題にチャレンジした。

そして締めには、プログラムのメインともいえるバンク走行体験へ。今回はカント(傾斜)の緩い内側のみだったが、今後は参加者のスキルなどを見定めながら走行ラインの設定を行っていく。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

この日は小学校1年生から中学3年生までの約20人が参加。ここまでの2回は自転車教室の体験参加を主なコンセプトに据えたが、今後は操作技術のレベルアップをねらいとした取り組みや、アスレチックトレーニングといった基礎体力アップを目指したカリキュラムも導入していく予定。そして、グループワークによって社会性や協調性を身につけていくことも図っていく。

名古屋サイクルクラブは毎月数回のペースで開催。2022年1月は12日(水)・26日(水)の実施に向けて調整中。開催日時が決定し次第、KINAN春日井サイクルターミナルのTwitter、KINAN Racing TeamのWEB・SNSで案内する。ここまでの2回同様、所属選手も講師陣に加わる予定となっている。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

名古屋サイクルクラブ「ジュニア育成プログラム」
●教室の目的と効果
・体を動かす楽しさを経験して心身の発達と個々の能力向上を自発的に行い、良好な人間関係の構築と社会性を身につけることを目的とする。
・参加児童・生徒及び保護者が自転車へのかかわり方を知り、安全性および危険性、特性を理解できる場にする。
●参加料金
初回参加500円
(2回目以降)事前予約2000円、当日参加2500円
※名古屋サイクルクラブ会員は1500円
※いずれも保険料含
●参加定員:20人
●対象年齢:小学生、中学生
●場所:名古屋競輪場(名古屋市中村区中村町字高畑68)
●コーチ:鈴木宏幸(KINAN Racing Teamサイクルインストラクター)
●協力:KINAN Cycling Team(2022年よりKINAN Racing Team)
●その他
自転車(補助輪付き可)・ヘルメット・グローブは持参
※自転車のレンタル対応あり(子供用スポーツバイク1000円、ヘルメット・グローブ各500円)
●予約・問い合わせ
KINAN春日井サイクルターミナル 090-2925-9711

東京2020五輪・パラが最も優れたスポーツイベントに選ばれる

2021年に最も輝いた選手らを選出するアスリートオブザイヤーで、最優秀大会として東京2020五輪・パラリンピックが選出された。またチーム部門はサッカーのイタリアナショナルチームがナンバーワンに選ばれた。

同賞はAIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が投票するもの。114カ国、529人が投票。男子はサッカーのロベルト・レバンドフスキ(ポーランド)、女子は陸上競技のエレイン・トンプソンヘラ(ジャマイカ)が最優秀選手として選出された。

アスリートオブザイヤー・チーム部門(10位まで)
1. Italy Men’s National Football Team – 767
2. Bayern Munich Men’s Football Club – 503
3. Argentina Men’s National Football Team – 459 
4. Chelsea Men’s Football Team – 370
5. Liverpool Men’s Football Team – 257
6. USA Men’s Basketball Team – 228 
7. Barcelona Women’s Football Club – 216
8. Brazil Men’s Olympic Football Team – 205
9. France Men’s Handball National Team – 187
10. Milwaukee Bucks – 164

2021年の最優秀チーム賞に輝いたサッカーのイタリアナショナルチーム

アスリートオブザイヤー・大会部門(10位まで)
1. Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games – 1453 
2. UEFA Euro 2020 – 899
3. Tour De France 2021 – 462 
4. World Judo Championships Seniors 2021 – 384 
5. FIS Alpine World Ski Championships 2021 – 317
6. FIFA Futsal World Cup Lithuania 2021 – 268
7. European Athletics Team Championships 2021 – 244 
8. AIBA World Boxing Championships 2021 – 185 
9. World Athletics U20 Championships 2021 – 143 
10. IHF Men’s World Championship 2021 – 130

大谷翔平は十傑ならず…レバンドフスキがアスリートオブザイヤー

2021年に最も輝いた選手を選出するアスリートオブザイヤーは、男子がサッカーのロベルト・レバンドフスキ(ポーランド)、女子が陸上競技のエレイン・トンプソンヘラ(ジャマイカ)が最優秀選手として選出された。

エレイン・トンプソンヘラ(左)とロベルト・レバンドフスキが2021年のアスリートオブザイヤーを受賞

プロ野球大リーグ選手の大谷翔平は男子のトップテン入りできなかった。2020年に日本選手として初受賞したテニスの大坂なおみは、女子部門の4位。最終選考にノミネートされた柔道の阿部詩はトップテン入りできなかった。

同賞はAIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が投票するもの。114カ国、529人が投票した。

男子アスリートオブザイヤー(10位まで)
1. Robert Lewandowski (Football) – 435
2. Max Verstappen (Formula 1) – 349 
3. Lionel Messi (Football) – 314 
4. Cristiano Ronaldo (Football) – 296 
5. Karsten Warholm (Athletics) – 291 
6. Novak Djokovic (Tennis) – 289 
7. Aron Szilágyi (Fencing) – 281 
8. Armand Mondo Duplantis (Athletics) – 243
9. Eliud Kipchoge (Athletics) – 207
10. Lewis Hamilton (Formula 1) – 203

女子アスリートオブザイヤー(11位まで)
1. Elaine Thompson–Herah (Athletics) – 605
2. Alexia Putellas (Football) – 490
3. Yulimar Rojas (Athletics) – 346 
4. Naomi Osaka (Tennis) -297 
5. Emma Raducanu (Tennis) – 267 
6. Emma Mckeon (Swimming) – 257 
7. Faith Kipyegon (Athletics) – 200 
8. Angelina Melnikova (Artistic Gymnastics)-191 
8. Mikaela Shiffrin (Alpine Skiing) – 191
10. Sifan Hassan (Athletics) – 183 
11. Ashleigh Barty (Tennis) – 152

さいたまディレーブが2022シーズンのチーム態勢を発表

さいたまディレーブ運営会社のオリエンタルスポーツが、さいたまディレーブ2022チーム体制を12月29日に発表。鈴⽊卓史監督、⾼⽊三千成をキャプテンとして、桂慶浩、古⽥潤、阿部航⼤、藤⽥涼平、半⽥⼦⻯、鈴⽊道也、⼤⼭慶の8選手が所属して2022シーズンを戦っていく。

さいたまディレーブの所属選手

■監督 鈴⽊卓史(すずき たかし/48 ⻑野県出⾝)
■選⼿
⾼⽊三千成 (たかぎ みちなり/28 埼⽟県出⾝)キャプテン
桂慶浩(かつら よしひろ/26 福岡県出⾝) 副キャプテン
古⽥潤(ふるた じゅん/25 神奈川県出⾝)
阿部航⼤ (あべ こうだい/25 栃⽊県出⾝)
藤⽥涼平(ふじた りょうへい/24 埼⽟県出⾝)
半⽥⼦⻯ (はんだ しりゅう/23 栃⽊県出⾝)
鈴⽊道也(すずき みちや/22 福島県出⾝)
⼤⼭慶(おおやま けい/22 栃⽊県出⾝)

鈴⽊卓史監督
2021シーズンの三菱地所JCLロードレースシリーズでは、チームランキング 9位と厳しいシーズンとなりました。そんな中、JCL広島クリテリウムでは ⾼⽊が9位、JCL⼤⽥原ロードレースでは阿部が8位とシングルリザルトを 残すことが出来ました。さいたまディレーブはトップランキングのチームと ⽐べ、運営予算は潤沢ではございません。それでも2021シーズンよりは確実 に戦⼒は上がっており、シーズンオフからチームトレーニングの頻度を上げ て総合⼒を上げていきます。2022シーズンの活躍をご期待ください。

鈴木卓史

⾼⽊三千成キャプテン
さいたま⽣まれ、さいたま育ちなので、地元であるさいたまを拠点とする 「さいたまディレーブ」で今シーズンも活動できることをとても嬉しく思い ます。2020年の発⾜初年度から在籍し、今シーズンで3シーズン⽬となりま す。チームの中でも最年⻑ということもあり、キャプテンやリーダーとして の⽴ち位置になるので⾊んな場⾯で頑張っていきます。 個⼈の⽬標はJCLで優 勝することです。チームの⽬標はエースやアシストとして⾛る中でベストを 尽くしチームで1勝を挙げたいです。⾃分の脚質はオールラウンダーでロード レースやクリテリウムなど、どんなレースでも上⼿く⾛ることができ、どん なレースでもアシストとしても動くことができるので、レースごとに役割を 果たして⾏きたいと思います。 昨シーズンは単独エース、阿部選⼿とのダブ ルエースを任されていました。トップ10に⼊ることはできていましたが、表 彰台に上がることはできませんでした。2022年シーズンは前年よりもトレー ニングをする中で⾃分⾃⾝を磨き、⽇々精進する中で更に強くなりたいで す。 また、地域密着型チームという事もあり、レース活動以外にも、地元の イベントや⼦供⾃転⾞教室、メディア出演、SNSの発信など様々な場⾯で、頑 張っていきたいと思います!また、レース会場にお越しの際は「みっ ちー!!」と呼んでもらえると幸いです。今シーズンも頑張りますので、さ いたまディレーブとみっちーの応援よろしくお願いします!

高木三千成

桂慶浩副キャプテン
この度、ヴィクトワール広島から移籍する事となりました桂慶浩です。 今シーズンの⽬標は、個⼈としては表彰台を⽬指して、チームとしてはJCL1 勝という⾼い⽬標を持ち、頑張りたいと思います。 さいたまディレーブ は、まだチーム発⾜からトップカテゴリーに参戦して3年⽬と若いチームで あり、今シーズンは多くの若⼿選⼿が所属する事となりました。 ⾃分⾃ ⾝、年齢的にもチームを引っ張っていく⽴場という事もあり、若⼿選⼿を 引っ張っていく様な存在になりたいと思います。 レース活動においては、 若いチームだからと臆する事なく、みんなで上位、表彰台を⽬指して頑張っ ていきたいと思います。 個⼈的には、昨シーズンのクリテリウムでシング ルリザルトを獲得しましたが、まだまだ⼒不⾜な所を感じています。 今 シーズンは、コンスタントに上位を狙える様な⼒をつけていきたいと思って います。 また、地域密着型チームという事で、安全教室等の地域貢献活動にも積極 的に取り組んでいきたいと思います。 皆様の期待に応えれる様なシーズン にしていきたいと思います。 応援よろしくお願い致します。

桂慶浩

古⽥潤
3年間群⾺グリフィンレーシングチームに在籍し、昨季はキャプテンを務めま した。2021シーズンは前半戦からサバイバルレースでも安定した⾛りがで き、トラブルがない限り最終局⾯まで残れるという⾃信が⽣まれました。た だ、そこから勝負に絡むにはまだ⾜りないところが多くあると感じ、夏の中 断期間に集中的に鍛え直し過去⼀番良いコンディションで後半戦に挑みまし た。しかし、コロナワクチンの副作⽤で⼼筋炎を発症し、後半戦は1レースも ⾛れずにシーズンが終わってしまいました。 この悔しさは必ず来季に活かし ます。 2022シーズンの⽬標は表彰台です。 これは僕個⼈ではなく、チームの 他の選⼿でも良いと思っています。レース終盤に残れた選⼿の中で調⼦の良 い⼈を勝負できる場に送り込む⾛り、それが⾃分だった場合はしっかりと結 果を残す⾛り、そのような⾛りができるよう頑張ります。 さいたまディレー ブは外から⾒ていても地域の⾏事に積極的でとても魅⼒的に感じておりまし た。そのようなチームに⼊団できて嬉しく思います。⾛りだけでは

古田潤

阿部航⼤
さいたまディレーブとして3度⽬のシーズンとなります。初年度は⽬指してい た理想のリザルトを残すことができず、レースでの存在感を⽰すことが出来 ない厳しいシーズンとなりました。しかし、昨シーズンは勝ち逃げに⼊り レースの展開に加わることができ、成⻑を感じたシーズンでもありました。 特にシーズン終盤の⼤⽥原ロードレースでは強豪選⼿たちが揃った逃げ集団 に⼊り、8位に⾷い込むなど⾃らの成⻑を感じました。2022シーズンは更に良 い成績を収められるという期待感を抱いています。次シーズンは新しいチー ムメイトが多く加わりましたので、チームメイトとの連携を強化し、抜群の チームワークで勝利を狙っていきたいです。 ⽬標は、上りが厳しいロードレースでの表彰台に乗ることです。限られた時 間の中ですが、質の⾼い練習をする様に努め、応援していただいているさい たま市の皆様やスポンサー様・サプライヤー様をはじめとする関係者の皆様 に喜んでいただけるよう頑張っていきます。今シーズンも応援のほどよろし くお願いいたします。

阿部航大

藤⽥涼平
チーム発⾜時から在籍し2シーズンを⾛りました。埼⽟県出⾝選⼿として チームの中⼼選⼿にならなければならないという思いがありましたが、なか なかレースで結果が出せず、悔しい2シーズンを過ごしました。 それでも毎 レースで学びがあり、着実にに経験を積んできました。 2022シーズンの⽬標はJCLレースでチーム⼀勝、個⼈でトップ10です。 その ⽬標達成のために、今まで⾃⼰流だったトレーニングを⾒直し、プロのコー チによる指導を受け始めました。来シーズンが勝負の年だと思っています。 また、さいたま市での地域貢献活動にも積極的に取り組んできました。特に 中学校での⾃転⾞安全教室では、私が中⼼となり活動しました。 ⼤勢の前 で緊張せずに話すにはどうしたらいいか、よりわかりやすく説明するにはど うしたらいいか。そのような試⾏錯誤をすることによって私⾃⾝のスキル アップにもなりました。 来シーズンは更にブラッシュアップして、より多 くの⼈に⾃転⾞を安全に利⽤してもらい、楽しさや魅⼒を伝えていきたいと 思います。 チームの勝利、地域の⾃転⾞⽂化発展に尽⼒いたします。

藤田涼平

半⽥⼦⻯
2022年シーズンもさいたまディレーブにて⾛らせて頂く事となりました。 2020年発⾜初年度から在籍して今シーズンで3シーズン⽬になります。国内 トップカテゴリーツアーでの参戦も4年⽬となり年齢も⽴場もさいたま ディレーブでは中堅のポジションとなるので、新たに加⼊する後輩選⼿達と 先輩選⼿の架け橋になるような存在になりつつもチームメイトの背中も追い かけ抜きつ抜かれつ沢⼭の学びを得ながらレースでは⾃分の出番が来た時に は最⼤限の⼒を発揮出来るよう今シーズンも駆け抜けて⾏きたいです。 ⽬ 標としてはチームの⼀⼈⼀⼈の選⼿の⽬標である数字を⼀つでも上を⽬指せ るよう⾃分に出来る限りの事をして近づけてあげる事が⾃分の⽬標です。 引き続き応援サポートをして頂けるスポンサー様・サプライヤー様・ファン の皆様にドキドキやワクワクを楽しんで頂けるようなチームを⽬指して⾛り ますので応援の程宜しくお願い致します。

半田子竜

鈴⽊道也
2022シーズンよりさいたまディレーブで⾛らせて頂くことになりました。 今回チームと契約することができとても嬉しいです。⾃分⾃⾝プロ選⼿とし て活動することは⾃転⾞を始めた頃の1つの⽬標でした。 2022シーズンの⼤きな⽬標はJCLでTOP10⼊りしたいです。 苦⼿な分野を中⼼にトレーニングしていき、チームに貢献出来る⾛りができ るよう⽇々の努⼒していきます。 地域密着のロードレースチームという事で、さいたま市の魅⼒、チームの強 さ、⾃転⾞の楽しさを多くの⼈に伝えていきたいです。応援して頂いている すべての⽅々の期待に応えれるよう⽬標に向かって全⼒で歩んでいきます。

鈴木道也

⼤⼭慶
初めまして、作新学院⼤学から来ました⼤⼭慶と申します。 来シーズン から、さいたまディレーブとして⾛らせて頂くことになりました。迎え⼊れ てくださったチームの皆様、これまでサポートしてくれた家族やコーチには 感謝の気持ちでいっぱいです。 プロロード選⼿として⾛ることは初めてと なるため、分からないことが多く不安でもありますが、それ以上に楽しみで もあります。⾃分の脚質を⽣かし、チームの勝利に貢献したいと思います。 またダッシュ⼒が不⾜しているため、⽇々の練習で強くしていきます。 地 域密着型チームとして、さいたま市を盛り上げる⾛りをしていきますので、 よろしくお願いします。 ⽬標としては、タイムトライアルやロードレース でシングルリザルトを狙っていきます。⼀定⾛⾏が得意なので、タイムトラ イアルで良いタイムを出す⾛りをし、ロードレースにおいては積極的な動き をして、逃げ集団を作っていきたいと思います。 いずれは、個⼈総合10位 以内になりたいと考えています。 プロロード選⼿としての誇りを持ち、 沢⼭の⼈々の協⼒があることを忘れず、⽇々全⼒で⾛ります。 これから応援よろしくお願いします。

大山慶

■レース機材サポート
バイク:Bianchi (サイクルヨーロッパジャパン株式会社)
ホイール:SCOPE (株式会社⽇直商会)
タイヤ:IRC(井上ゴム⼯業株式会社)
ハンドル&ステム:One by ESU(東京サンエス株式会社)
バーテープ:XTRM(塩野⾃転⾞株式会社)
ヘルメット:kask(株式会社⽇直商会)
サングラス:100%(塩野⾃転⾞株式会社)
ウェア:SUNVOLT(サンボルト株式会社)
レースソックス:R×L (武⽥レッグウェアー株式会社)
サイクルキャリア:INNO(カーメイト)
チームカー:ハイエースGREEN BUDDY(埼⽟トヨペット)
スマートトレーナー:XPLOVA NOZAS(⽇本コンピューター・ダイナミクス)
トレーニングデバイス:AIROFIT(株式会社アオイロ)

⼭梨英男社⻑のコメント
創設3年⽬を迎えるさいたまディレーブは4名の選⼿が契約続投となり、新たに桂慶浩(ヴィクトワール広島)、⼤⼭慶(作新学院⼤)、鈴⽊道也(チームユーラシアIRCタイヤ)、古⽥潤(群⾺グリフィンレーシングチーム)の4名が加⼊となります。選⼿総勢8名で監督鈴⽊卓史の指揮の下、ジャパンサイクルリーグを中⼼に戦います。さらにはさいたま市と包括的連携協定を結び、積極的に社会貢献活動にも尽⼒し、地域に愛されるチームを⽬指してまいります。

さいたまディレーブのホームページ

松田祥位がブリヂストンサイクリングに…パリ五輪目指す

松田祥位が2022年からチームブリヂストンサイクリングに加入した。チーム体制は、パリ 2024大会までのワールドワイドパートナーとして、2022年シーズンに向けたチーム力強化に加え、2024年も視野に入れた選手の育成も行うべく、新たな若手選手をチームに迎えた。

松田祥位

チームを運営するブリヂストンサイクルは2022年も引き続き、自転車競技アスリート、トライアスリート、パラトライアスリートへの幅広いサ ポートも行っていく。

「チームパシュート、個人パシュートでオリンピックおよび世界選手権でメダルを取ることを抱負に2022年この恵まれた環境で活動できることや、手を差し伸べていただいたことに感謝しています」と松田。

「海外でロード活動してきた走りや考えをトラック競技に活かすことで、チームに貢献し、記録を作っていきます。 この選手みたいになりたい!と言ってもらえるように 、自転車選手としても人としても成長し、自転車のよさやチームのかっこよさが少しでもみなさんに伝えられるように切磋琢磨していきます。よろしくお願いします」

クロノ・シャテルロデで松田祥位が優勝

宮崎景涼監督コメント
「2021年は東京2020オリンピックが開催され、2名の選手を輩出することができました。また、若い選手たちの成長も著しく、国内ロードレースでは多くの勝利を獲得することができました。そして、チームはすでに2024年のパリを目標に走りだしており、来年からは国別の出場枠争いもスタートします。2022年も国内ロードレースでは多くの勝利を目指すとともに、トラックレースで世界に向けて挑戦し続けてまいりますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いします」

2022ブリヂストンサイクリング

●ブリヂストンサイクリングの選手名鑑