「首都圏発 週末自転車さんぽ」発売…けんたさんも登場

街を疾走するカッコいい自転車が気になりはじめた人におすすめの入門ガイド『首都圏発 週末自転車さんぽ』が3月30日に昭文社ホールディングスから発売される。自転車系YouTuberけんたさんインタビューも。A4変判、本体104ページ。1100円。

これまでも散歩本、登山地図、バイクツーリング向け地図、キャンプ場入門ガイドなどビギナー向けの入門ガイド企画を長年出版してきた昭文社。今回はそのノウハウを最大限生かし、ビギナーがチャレンジするために必要な内容をギアブランド、交通ルール、走り方まで一冊にばっちり詰め込んで紹介している。

[巻頭特集] TOKYO&YOKOHAMA街乗りさんぽ 
[GEAR] スポーツバイク&サイクルギアの選び方 
[HOW-TO] 自転車LIFEのために知っておきたいモノ・コト☆40 
[TRIP] あこがれのチャリ旅にチャレンジしよう。 
[COURSE GUIDE] WEEKEND CYCLING Guide20 
[綴じ込み付録]しまなみ海道&ゆめしま海道

自転車LIFEを楽しもう!「TOKYO&YOKOHAMA街乗りさんぽ」 
愛車でもレンタルバイクでも楽しめる立ち寄りスポット満載のチャリさんぽプランを用意した。青山、台場、横浜など街ナカサイクリング&ポタリングから東京湾岸ツーリング、通勤ルートツーリング、公園サイクリングやカフェ巡りまで盛りだくさんな内容を撮りおろし写真とともに見ごたえある誌面で提案している。 
チャンネル登録者数20万超えの人気自転車系YouTuberけんたさんに教わる、都内の走り方講座も要チェックポイント。

ビギナー目線でチェック!「スポーツバイク&サイクルギアの選び方」 
自転車に興味を持ち始めた初心者に、値段もスペックも最適なクロスバイクの選び方を中心に、マウンテンバイク、ロードバイク、人気の小径車、E-BIKEなど種類ごとにカタログスタイルでラインアップした。必要なギア類やサイクルウェア紹介もある。

ハウツーも充実!「自転車LIFEのために知っておきたいモノ・コト☆40」 
「高価な自転車はどこが違う?」
「サイクルラックで自転車を美しく収納」
「今キテる!<運べる>自転車に注目!」
「長い坂道をラクに上るコツ」
「親子でサイクリングできる自転車」
「『瘦せる』走り方を知る」など、ゆるっと自転車ライフを始めたい人が気になる40の<アレコレ>をまとめた。

実用性満点!「あこがれのチャリ旅にチャレンジしよう」「WEEKEND CYCLING Guide20」 
チャリ旅特集は房総への輪行サイクルトレイン「B.B.BASE」、土浦 にある話題のサイクル宿でのホテルステイ、伊豆大島の絶景ロード、那須でE-bike&ハイキングの4つをピックアップ。 
綴じ込み付録ではサイクリストの聖地「瀬戸内しまなみ海道&ゆめしま海道」を超詳細地図付きのBook in bookスタイルでお届けする。普段使い用にほどよい距離のサイクリングスポットも東京・千葉・神奈川・埼玉のエリア別に20カ所紹介している。

首都圏発 週末自転車さんぽ (昭文社ムック) [ 昭文社編集部 ]

価格:1,100円
(2021/3/17 17:00時点)
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●ウェブサイトでも掲載記事を一部紹介

ポガチャルがティレーノ〜アドリアティコ総合優勝

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、第56回ティレーノ〜アドリアティコは最終日となる3月16日に第7ステージとして個人タイムトライアルが行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)がそれまでの貯金を守り抜いて初の総合優勝を達成した。

タデイ・ポガチャルが2021ティレーノ〜アドリアティコで総合優勝 ©Marco Alpozzi – LaPresse

第7ステージの個人タイムトライアルでトップタイムをたたき出したのは総合2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)。ファンアールトはポガチャルとの差を1分15秒から1分03秒に縮めるにとどまり、総合2位。

スロベニア勢の総合優勝は2019年にプリモシュ・ログリッチが達成して以来、2人目。22歳での優勝は歴代第5位の若さ。最年少優勝は1978年にジュゼッペ・サロンニ(イタリア)が20歳で達成したとき。

ポガチャルは個人総合のほかに山岳賞と新人賞を獲得。ポイント賞はファンアールト。総合敢闘賞はステージ2勝を挙げたマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)。

ワウト・ファンアールトがティレーノ〜アドリアティコ第7ステージの個人タイムトライアルを制した ©Marco Alpozzi/LaPresse

自分自身にプレッシャーをかけていた…ポガチャル

「シーズン最初のレースとなったUAEツアーで大きな手応えを感じて今季をスタートさせた。あのときから調子がよかったし、今も調子がいい。ここで勝つためのプレッシャーは感じたが、自分自身にプレッシャーをかけていたからね」とポガチャル。

タイムトライアルの世界チャンピオン、フィリッポ・ガンナは3位のタイム ©Marco Alpozzi – LaPresse

ツール・ド・フランス覇者に負けただけ…ファンアールト

「最後の個人タイムトライアルでの勝利は自信になったし、今シーズンのこれからにいいことだ。個人タイムトライアルのために自転車のメカを交換し、ポジション調整して挑んだ。前日はエネルギーを節約するように走った。1週間のパフォーマンスを考えると、長いトレーニングの成果が見られて、最高のレベルに近いと思う」と総合2位のファンアールト。

「このレースでベストを尽くすために参加した。ツール・ド・フランスの勝者に負けただけで2位に満足している。今からミラノ〜サンレモまでの間に回復を心がけたい」

総合優勝のポガチャルを中央に、左が2位ファンアールト、右が3位ミケル・ランダ ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ関連ニュース
ティレーノ〜アドリアティコ初日はファンアールト優勝(2021年3月11日)
アラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージV(2021年3月12日)
ファンデルプールV、ファンアールト首位…ティレーノ〜アドリアティコ3S(2021年3月13日)
ポガチャル区間勝利で総合首位に…ティレーノ〜アドリアティコ4S(2021年3月14日)
ファンデルプール全力の50km逃げでポガチャルを振り切る(2021年3月15日)
ウルスシュミットV、ポガチャル首位…ティレーノ〜アドリアティコ第6ステージ(2021年3月16日)
●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ

サイクルモードが初のオンライン開催…入場無料で登録制

CYCLE MODE ONLINE 2021が3月5日から31日17 時まで、初のオンラインイベントとして特設サイトで開催されている。

春の自転車シーズンに向けて、世界中から100以上のスポーツバイク関連ブランドが集まり、 快適なバイシクルライフを支える製品を一挙紹介するほか、サイクリストのレベルに合う製品を検索できる「ライフスタイル別検索機能」など、ほしい製品がきっと見つかる機能が満載。

また、サイクルモード限定スペシャル動画も公開。日本ロードレース界を牽引する新城幸也とツアー・オブ・ジャパン大会ディレクター栗村修氏によるスペシャル対談や、通勤通学におすすめのアイテム紹介、自宅でできるトレーニング法など見逃せないコンテンツを多数用意した。

さらに、ログインするたびに賞品がランクアップされるプレゼントキャンペーンでは、ロードバイクやウェア・ヘルメット、サイクルコンピュータなど、ゲットすればサイクリストデビューもすぐにできるほど実用性たっぷりのアイテムを用意した。

豪華景品をゲット! プレゼントキャンペーン
ログイン回数に応じて豪華景品が当たるプレゼントキャンペーンに応募できる。3回ログインでウェアやヘルメットなど自転車周辺グッズが、5回のログインでロードバイクへの応募が可能。毎日ログインして、 豪華景品をゲットしよう。

期間限定スペシャルムービー公開中!
いま話題の「自転車通勤・通学」にぴったりのおすすめ製品紹介やバイクキャンプなど注目テーマを多数配信。 出展ブランドページではイベント限定動画も公開している。

【コンテンツ一覧】
1.新城幸也 × 栗村修 スペシャルインタビュー「これから新しい世界へ向かう若者たちへ」
2.自転車通勤アイテム10選 シルベストサイクルAD藤本
3.中田コーチ直伝 「イチから始める ホームトレーナー ×パワートレーニング講座」
4.オフロード走行の達人三船雅彦の速効 “グラベル” トーク
5.SENSHA BICYCLE「愛車ピカピカ!スポーツバイクセルフ洗車術」
6.サイクルベースあさひ「スタート前の安全チェック」
7.オーストリッチ監修「自分時間を楽しむバイクパッキングを始めてみませんか?」

欲しい製品がきっと見つかる!ライフスタイル検索
たくさんある自転車関連ブランドを1つ1つチェックしなくても、自分の好みや使用用途に応じておすすめ製品が見つかる「ライフスタイル検索」機能を実装。上部からツリーをたどっていくと、 それぞれの趣向に紐づいた製品が一覧表示される。 

また、初心者~上級者、女性・子ども向けなど自分のレベルと、ロード・クロスバイク、パーツ・ウェア、アウトドアなど、ほしい製品のキーワードを組み合わせて検索できる「タグ検索」を行うことも可能で、ほしい製品を見つけやすい仕様になっている。 

●CYCLE MODE ONLINE 2021のホームページ

ウルスシュミットV、ポガチャル首位…ティレーノ〜アドリアティコ第6ステージ

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月15日に第6ステージが行われ、イスラエルスタートアップネーションのマッズ・ウルスシュミット(デンマーク)が6選手の逃げに加わり、ゴール勝負を制して初優勝した。

ティレーノ〜アドリアティコ第6ステージの先頭集団 ©Marco Alpozzi- LaPresse

総合成績ではUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が首位を守った。最終日となる翌日の第7ステージは個人タイムトライアルで、ポガチャルは総合2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)に1分15秒差をつけて初制覇に挑む。

ティレーノ〜アドリアティコ第6ステージ ©Marco Alpozzi- LaPresse
マッズ・ウルスシュミットらの逃げグループ ©Marco Alpozzi- LaPresse
マッズ・ウルスシュミットがティレーノ〜アドリアティコ第6ステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ポガチャルが総合1位を守った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ関連ニュース
ティレーノ〜アドリアティコ初日はファンアールト優勝(2021年3月11日)
アラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージV(2021年3月12日)
ファンデルプールV、ファンアールト首位…ティレーノ〜アドリアティコ3S(2021年3月13日)
ポガチャル区間勝利で総合首位に…ティレーノ〜アドリアティコ4S(2021年3月14日)
ファンデルプール全力の50km逃げでポガチャルを振り切る(2021年3月14日)
●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ

ファンデルプール全力の50km逃げでポガチャルを振り切る

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月14日に第5ステージが行われ、オランダチャンピオンのマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が第3ステージに続いて優勝した。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージで逃げ切ったファンデルプール ©Marco Alpozzi – LaPresse

ファンデルプールは悪天候の中で残り50kmから独走。後方ではこれを追うアタックが連発したが、残り17kmでUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が抜け出し、追走する選手らを追い抜かして単独でファンデルプールを追った。

ファンデルプールは全力の走りで最後まで独走。ゴール後は路面に倒れ込むほどのエネルギー消耗で、今大会2勝目を挙げた。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージ ©Marco Alpozzi – LaPresse
マチュー・ファンデルプールとそれをマークするポガチャル ©Marco Alpozzi – LaPresse

ポガチャルはファンアールトに10秒差まで詰め寄ったが区間2位。総合成績では2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)との差を1分15秒に開いて首位を守った。

ポガチャルを振り切ってゴールしたファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ポガチャルが首位を守った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ関連ニュース
ティレーノ〜アドリアティコ初日はファンアールト優勝(2021年3月11日)
アラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージV(2021年3月12日)
ファンデルプールV、ファンアールト首位…ティレーノ〜アドリアティコ3S(2021年3月13日)
ポガチャル区間勝利で総合首位に…ティレーノ〜アドリアティコ4S(2021年3月14日)
●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ

ログリッチがまさかの落車でパリ〜ニース栄冠を失う

「ルート・オ・ソレイユ=太陽への道」という愛称を持つ8日間のステージレース、パリ〜ニースは最終日となる3月14日に第8ステージが行われ、マイヨジョーヌを着るユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が落車などにより3分08秒遅れ、首位を陥落。52秒遅れの総合2位だったボーラ・ハンスグローエのマキシミリアン・シャフマン(ドイツ)が総合優勝した。

パリ〜ニース第8ステージで落車して負傷しながら走るログリッチ ©A.S.O. Fabien Boukla

この日は距離92kmと短いレースだったが、マイヨジョーヌを着るログリッチはスタート後22kmで落車。いったんはメイン集団に追いついたが、残り25kmで再び落車して遅れると、シャフマンらのいる集団には追いつくことができなかった。

ログリッチが3分以上遅れてゴールした ©A.S.O. Fabien Boukla

「こんなふうな結果になるのは複雑な心境だ。ボクがスタート後の上りでパンクしたけど、だれも待ってはくれなかった。ログリッチの最初の落車のときは彼が集団に復帰するのを待った」とシャフマン。

「2度目の落車のときは、すでに逃げている選手らが前にいたのでチームはそれを追いかける必要があった。こんな勝ち方はあまりいいものではない」

パリ〜ニース第8ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
パリ〜ニース第8ステージのゴール勝負 ©A.S.O. Fabien Boukla
パリ〜ニースで総合優勝したシャフマン ©A.S.O. Fabien Boukla
パリ〜ニースのポイント賞はログリッチだったが、負傷によりチーム監督がジャージを受け取った ©A.S.O. Fabien Boukla

パリ〜ニース関連ニュース
パリ〜ニース開幕…ベネットがスプリントVで首位に(2021年3月8日)
ボル優勝、首位はマシューズ…パリ〜ニース第2ステージ(2021年3月9日)
ビッセガーが最速タイムで首位に…パリ〜ニース第3ステージ(2021年3月10日)
ログリッチがパリ〜ニース第4ステージを制して首位に(2021年3月11日)
ベネット2勝目、ログリッチ首位堅持…パリ〜ニース5S(2021年3月12日)
首位のログリッチが区間2勝目…パリ〜ニース第6S(2021年3月13日)
ログリッチ3勝目でパリ〜ニース総合優勝に王手(2021年3月14日)
●パリ〜ニースのホームページ