中根英登が2選手で逃げ切り…ツール・ド・ランカウイ第6ステージ優勝

NIPPOデルコ・ワンプロバンスの中根英登がマレーシアで開催されているステージレース「ツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー2.Pro)」の第6ステージで優勝した。2月12日にTaipingからPenang Islandまでの150.6kmで第6ステージが開催され、残り8kmでアタックを仕掛けた中根ら2選手は後続に4秒差で逃げ切り、中根が僅差のスプリントで区間優勝。総合成績を6位にジャンプアップさせた。

中根英登(右)がツール・ド・ランカウイ第6ステージで優勝 ©PETRONAS Le Tour de Langkawi

2月10日に開催された第4ステージ、超級山岳であるゲンティンハイランド山頂にフィニッシュするクイーンステージで、NIPPOデルコ・ワンプロバンスの総合リーダー中根は同ステージを区間7位で終え、個人総合成績を7位としていた。

そして迎えた第6ステージでは、終盤に2つの山岳が連続していることから、再び個人総合成績が動く可能性があるとチームは予想。中根の総合成績ジャンプアップにトライすること、また集団ゴールスプリントの展開になるようであれば、リッカルド・ミナーリを軸に区間優勝を狙うという作戦でスタートした。

1時間半以上にわたるアタックの攻防の末、4名の逃げを集団は容認。危険な顔ぶれではなかったため、チームは集団内で落ち着いて距離を消化。中盤を過ぎた104km地点、最初の2級山岳でメイン集団はペースアップし、いくつかの小集団に分裂した。中根はやや後方に取り残されたものの、石上優大のアシストにより前方へ。そして122km地点の最後の山岳を前に、分裂していたメイン集団は一つにまとまり、TSGらが麓から強力にペースアップを図った。

しかし中根は総合リーダーの後ろで脚を使うことなく登坂区間を終える。逃げがまだ先行していたために平坦区間に入るとスプリントを狙うNTTらが集団牽引に加わり、残り8kmで逃げを吸収し、レースは振り出しに戻った。その瞬間、集団のペースがやや落ちたところで、緩やかな丘を使ってビノ・アスタナモーターズの選手がアタックを敢行。集団は同選手を容認したため、すかさず中根も単独でアタックをかけて追走。残り7km地点で追いつき、2選手でローテーションをしながら、フィニッシュラインを目指した。

ツール・ド・ランカウイ第6ステージで優勝した中根英登(中央) ©PETRONAS Le Tour de Langkawi

メイン集団には、スプリンターのミナーリとドゥシャン・ラヨビッチが待機していたため、逃げが捕まり、集団ゴールスプリントの展開となっても問題なく区間優勝を狙えると中根は判断。思い切りよく快調に、また2選手でのスプリントとなった場合も考えながら、冷静に残り距離を減らしていく。メイン集団ではいくらかの牽制がみられ、結果、4秒差で中根らが逃げ切る展開となり、中根は冷静に残り150mからスプリントを開始。2選手でのスプリントはフォトフィニッシュとなる僅差だったが、確かに中根が先着。中根は待ち望んだプロとしての初勝利を挙げ、NIPPOがスポンサードするプロチーム(プロコンチネンタルチーム)としても悲願であった日本人選手の初勝利となった。

この日の結果を受けて、中根は個人総合成績を1つ上げて6位に。大会は残り2ステージあるため、中根は個人総合成績を守ること、そして残り2つのステージでもチームは貪欲に区間優勝をめざして戦っていくという。

中根英登のコメント
ようやく勝てたという気持ち。これまで何度となく2位、3位という結果で沈んでいた。チームメートの期待に応えることができて本当に嬉しい。ヨーロッパのプロカテゴリーで4年目。日本人選手として優勝したいと思い続けていたけど、いつももうちょっとで届かなかった。このカテゴリーのチームに所属し、勝つことができてホッとしている。スポンサーやチームメート、チームスタッフ、みんなに支えてもらった。今回も大会前に体調を崩し、ダメだと思っていたけど、気負わないことが逆に良かったかもしれない。今回のチームは初めてとは思えないくらい雰囲気がよく、みんな強くて本当に頼もしい。チームメートたちに支えられ、自分たちは他のチームよりも一人少ない状態だけど、石上も二人分くらいの仕事をし、ここまで無駄脚を使うことがなかったのも今日の結果につながった。本当にみんなに感謝をしている。

中根英登
水谷壮宏監督のコメント
今日のステージはゲンティンハイランド以上に重要になると考えていた。最後の山岳で勝負を仕掛けたかったが、思っていた以上に集団は割れず、しかしリーダーチームは苦戦している印象があったので、集団内にスプリンターが残っていたこともあり、最後は中根はタイミングをみて自信をもって自らアタックを仕掛けた。
中根のことを去年から見ていたが、調子がよくてもなかなか結果を残せなかったり、肝心なところで体調を崩すなどうまくいかないことが多かった。しかし、今回はしっかりとコンディションを合わせ、第二のクイーンステージといえる今日のステージについてもよく研究し、勝ちにいった。まさに彼がやりたかった勝ち方。勝利を経験したことで勝ち方を覚え、今後さらに多くの勝利を挙げてくれると期待している。とにかくあきらめなかったことも大きな勝因だろう。残りのステージで中根は総合成績を守ること。そしてスプリントでも区間優勝を狙いたい。

第6ステージ
1     NAKANE Hideto    NIPPO DELKO One Provence       3:29:15
2     BRUSSENSKIY Gleb    Vino – Astana Motors    
3     BATTISTELLA Samuele    NTT Pro Cycling      +0:04
15     MINALI Riccardo    NIPPO DELKO One Provence            +0:08
19     RAJOVIĆ Dušan    NIPPO DELKO One Provence            
66     DE ROSSI Lucas    NIPPO DELKO One Provence            +7:56
102     ISHIGAMI Masahiro    NIPPO DELKO One Provence            +17:36

個人総合成績
1    CELANO Danilo    Team Sapura Cycling        21:17:33
2    FEDOROV Yevgeniy    Vino – Astana Motors        +0:26
3    OVECHKIN Artem    Terengganu Inc. TSG Cycling Team        +0:35
6    NAKANE Hideto    NIPPO DELKO One Provence        +1:34
38    DE ROSSI Lucas    NIPPO DELKO One Provence        +14:13
64    MINALI Riccardo    NIPPO DELKO One Provence        +28:47
65    RAJOVIĆ Dušan    NIPPO DELKO One Provence        +28:47
110    ISHIGAMI Masahiro    NIPPO DELKO One Provence        +58:09

トレック直営店でau PAYを利用すると最大3万円もお得

トレック直営店(六本木ヒルズ店除く)でスマホ決済au PAYでの支払いが可能となった。現在au PAYでは最大20%ポイント還元のキャンペーンを実施していて、キャンペーンを利用すると、最大3万円もお得にクロスバイクやロードバイクが購入できる。

2月10日(月)よりauが開始している『誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン』を利用すると最大20%のポイントが還元される。キャンペーンはポイント還元総額が毎週10億円に達したら週の途中でも終了となる可能性があるので、期間中は週の前半に購入することがねらいめ。

春に向けてロードバイクやクロスバイクの購入を検討している人は、ぜひお得なこの機会を利用しよう。

EmondaSL6

キャンペーン期間は3つに分かれていて、各ステージで還元上限が異なる。ステージ1(2月10日〜3月1日)とステージ2(3月2日〜3月22日)では最大の上限3万円となっているので、最大を狙うのであればこの2つのタイミング。15万円(20%還元で3万円分)前後の買い物がお得だという。

au PAYキャンペーンを利用した購入例
アルミロードバイク Émonda ALR 4 Disc
税込み19万2500円  → 還元額3万円

EmondaALR5Disc

クロスバイク FX 3 Disc
税込み9万200円  →  還元額1万8040円

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XXX Road シューズ
税込み4万700円 → 還元額8140円

●トレックの詳細サイト

EQADSの津田悠義が優勝…KINAN AACA CUP第2戦

KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のロードレースシリーズ、KINAN AACA CUPは2月9日、愛知県新城市・新城総合公園内特設コースで第2戦を開催し、最上位の1-1クラスでEQADSの津田悠義が優勝した。KINAN Cycling Teamからは2人が出場し、周回賞を獲得するなど序盤から攻めの走りを見せた山本大喜が2位に入った。

KINAN AACA CUP第2戦はEQADSの津田悠義が勝利 ©︎KINAN Cycling Team / Midori SHIMIZU

この日は今季一番ともいわれる冷え込み。そんな中でも新城総合公園内の特設コースでは数カテゴリーで熱戦が展開。新城市といえば2026年のアジア競技大会で自転車ロードレース種目が実施されることで調整が進められていて、それに関連して同市の穂積亮次市長もレースを視察。出場選手たちを激励した。

メインカテゴリーの1-1クラスには、ホストを務めるKINAN Cycling Teamから山本大と荒井佑太が出場。1周3.1kmのコースを30周する90kmで競われるレースは、アップダウンやヘアピンカーブなど休みどころのない難易度の高いレイアウト。特に周回残り1kmからのつづら折りの急な坂道がポイントとなることが予想された。

その通り、スタート直後から厳しい上りを利用して山本大が人数を絞るべくペースを上げていく。山本大はそのまま1回目の周回賞を獲得し、その後も攻撃を続けていく。

レースの3分の1を消化しようかという頃に、先頭集団で落車が発生。至近距離にいた山本大はこれを避けられずに転倒してしまう。幸い大事には至らず、レギュレーションに基づいてニュートラル措置によって次の周回で元の集団に復帰を果たす。しかし、その間に集団からアタックがかかり、先頭2人とそれを追うメイン集団という構図での合流となった。

この状況がしばらく続いたが、落車によるペースダウンで人数を増やしたメイン集団が粘り強く前を追ったことに加え、先頭で牽制が生まれたこともあり、集団は再度まとまり1つへ。それ以降は力勝負の様相に変化し、前方は徐々に人数を減らしていく。

アタックやペースアップによるふるい落としは続き、最終周回を迎える頃には先頭は山本大を含む5人に。スプリント勝負が予想される展開に、沿道の観客も増え、期待が高まった。

そして最終局面。先頭でホームストレートに現れたのは3人。長い直線でのスプリント勝負に歓声が湧き起こる中、手を挙げて先着したのは津田。再三レースを動かした山本大は2位だった。

キッズスクールも併催

レースのほか、会場では中西健児アカデミーコーチによるキッズスクールも併催。バイクテクニックの向上を目的にゲーム感覚で行われたのは、保護者とスタッフが作った「人の輪」の中をいかに長く周り続けられるかというもの。その輪は時間の経過とともにどんどんと小さくなり、難易度が増していく。参加キッズと中西アカデミーコーチの激しい争いが繰り広げられる最中、レースを終えたばかりの荒井が緊急参戦。さすがのバランス感覚を見せ、参加キッズからは悔しいとの声が、そして保護者からは驚きの声が上がっていた。
さらに、スクールのまとめとして、前後へ重心を移動してバランスを取ることの重要さ、ゲーム感覚で楽しみながら培われた技術が実際のレースでも役立つことを荒井が話してお開き。続いて行われたキッズカテゴリーのビンディングペダルの部・フラットペダルの部でも山本大と荒井がサポートライダーとして走行した。
次戦のシリーズ第3戦は、3月1日に岐阜県海津市・木曽三川公園長良川サービスセンターで開催されることが決まっている。なお、エントリー受付は2月13日から始まる。(Text: 清水翠、Edit: 福光俊介)
KINAN AACA CUP 2020 第2戦 1-1カテゴリー結果
1 津田悠義(EQADS)
2 山本大喜(KINAN Cycling Team)
3 小嶋渓円(Team Nason)
4 塩澤魁(SPADE・ACA)
5 岩田聖矢

KINAN AACA CUP 2020 ポイントランキング(第2戦終了時)
1 津田悠義(EQADS) 512pts
1 椿大志(KINAN Cycling Team) 512pts
3 小嶋渓円(Team Nason) 384pts
4 山本大喜(KINAN Cycling Team) 256pts
5 山本元喜(KINAN Cycling Team) 256pts
山本大喜
山本大喜のコメント
「前半から前へ前へと考えて走った。1周目から上りで踏んで、動いて、集団を小さくしていった。ところどころ逃げはあったが基本的に前で展開できたのは良かった。ニュートラル復帰後も協調したり集団を利用したりして前に追いつくことができていた。
終盤は、勝った津田選手を逃がさないようアタックに反応した。結果は2位だったが、そこまでの展開は、でき得る限りのことを最大限できたと思う」
荒井佑太
荒井佑太のコメント
「AACAは長良川(平坦)での開催が多いが、今回は起伏に富んだ新城の素晴らしいコース。それぞれ違った良さのあるコースで開催されることに感謝している。 レースは厳しい展開になって、ついていくのがやっとだった。(山本)大喜も負けてKINANにとっては少し残念な結果になったが、AACAが盛り上がることで自分たちも力をもらえる。それを糧にしてがんばっていきたい」

●キナンサイクリングのホームページ

宇都宮ブリッツェン増田成幸…五輪へのクラウドファンディング

病気や怪我を乗り越えてきた増田成幸を2020東京五輪という世界の舞台へ送り込もうという「フェニックス プロジェクト」が、宇都宮ブリッツェンを運営するサイクルスポーツマネ ージメントが開始。2020年2月14日より海外遠征と選手強化の資金を募集する。

増田成幸

■クラウドファンディング概要
プロジェクト名:宇都宮ブリッツェン・増田成幸を世界へ!「フェニックス プロジェクト」
●ホームページ
目標金額:500万円
募集期間:2020年2月14日(金)~2020年4月5日(日)

ツール・ド・ランカウイ第6ステージ ©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

■プロジェクトの背景と目的
◇宇都宮から日本一を目指して
宇都宮ブリッツェンは、2008年に日本初の地域密着型プロロードレースチームとして設立した。活動開始時のビジョンは、ジャパンカップ開催の地でもあるこの宇都宮から日本一を目指すこと、そしてより多くの人にロードレースの魅力を知ってもらい、日本でもメジャースポーツとして認知されること。

◇国内外のレース参戦のための強化費
宇都宮ブリッツェンが国内トップレベルと言えるチームに成長した現在、チームの新たなビジョンは世界に認められるチームになること。そのため、2020年はチームキャプテンの増田成幸を世界の舞台に送り出すべく、国際レースへの参戦とそれに向けた強化費を支援してもらおうとクラウドファンディングを立ち上げる。

◇プロジェクト名称の由来
名実ともに日本トップ選手である増田のキャリアは怪我や故障との戦いでもあった。幾度となく直面してきた不運に屈することなく、その度に強くなって帰ってくる増田の姿を不死鳥=フェニックスに例えて命名した。

ツール・ド・ランカウイ第6ステージ ©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

■増田成幸プロフィール
1983年生まれ。仙台市出身。宇都宮ブリッツェン・キャプテン。 大学在学中よりロードレース選手として活動開始。 2017年4月にバセドウ病の闘病を経て同年9月に復帰。 2019年全日本選手権タイムトライアル優勝。ツール・ド・おきなわ優勝。

増田成幸

■リターン(返礼品)
増田成幸、鈴木譲使用のロードバイク実車、チームカー同乗&トレーニング帯同権ほか全10種類。また全ての支援者にチームからのサンクスレターをお届けする。

返礼品

フラットペダル・トレイルライド用の決定版、XAフレックス

マヴィックジャパンがマウンテンバイクシューズ「XA FLEX(XAフレックス)」をリリース。選手の間でも主流となってきたフラットペダルを好むライダーの求める条件にこたえるフットウエアが誕生した。

XAフレックス(ブラック/マグネット)

トレイルライドでは単にペダルを漕ぐだけでなく、自転車を担いで急な坂を上ったり、滑りやすい岩場をよじ登ったり、川を横切るといったさまざまな場面に遭遇する。フットウエアにはそれぞれのシチュエーションで役割を担うだけの機能性と快適性が必要。具体的にはペダリングの効率性を考慮すると硬いソールを、歩く場面を考慮すると柔らかいソールを、といった相反する条件を求める。

XA FLEXの大きな特徴は、CARBITEX(カービテックス)インターナショナルプレートを採用したこと。これにより、効率性とパワーのための高剛性ペダリングプラットフォームを生むだけでなく、歩行時の快適性を維持するのに必要な屈曲性を前足部分にもたらした。XA FLEXは優れたペダリング効率性に、自転車から降りてオフロードの起伏を歩く際の快適性、トラクション、フレキシビリティをも兼ね備えた、フラットペダルトレイルライダーのためのフットウエアを言える。

2020年3月より全国のマヴィック取り扱い店舗にで発売を開始。

XA FLEX(XAフレックス)

MAVICで唯一“CARBITEX”を採用したフラットソール。トレイルライドに必須な優れたペダリング効率と歩行時のトラクションと快適性を併せ持つフラットペダル・トレイルライド用の決定版フットウエア。

■アッパー素材:合成皮革
■ソール:CARBITEX(カービテックス)採用モデル
■サイズ:24〜29cm(UNISEX)
■重量:340g(27cm)
■カラー:トータルエクリプス、ブラック/マグネット
■価格:2万2000円(税別)

<アッパー>

シームレスボンディングにより、生地の縫い合わせをなくすことで軽量化を実現

シームレスボンディングアッパー
シームレスボンディングにより、生地の縫い合わせをなくすことで軽量化を実現。足のズレや縫い目による擦れへのストレスをなくし、高いフィット感を提供

◆高い耐久性、耐摩耗性 
トレイルの泥等による汚れを防ぎ、容易なクリーニング
軽量かつ破れにくい素材を採用

◆安全性を高めるトゥキャップとバンパー
成形されたトゥキャップとつま先部分のMAVICロゴ刻印ラバーバンパーによりプロテクション性能を向上

◆Endofit(エンドフィット)タン
ソールに縫い合わされたタンにより、タンのズレや足の暴れを防止

◆ベルクロ
アッパーのベルクロにより微調整が可能。MAVICエンボスロゴ刻印

◆耐久性に優れたQuicklace(クイックレース)
素早く均一に締めることが可能。走行時を考慮したシューレース収納ポケットあり

<ソール>

最先端のテクノロジーCARBITEX搭載のフラットペダルへの完璧なソール

最先端のテクノロジーCARBITEX搭載のフラットペダルへの完璧なソール

CARBITEX(カービテックス)搭載 
1方向に対しては硬く、その他に対しては柔軟性をもつ特性をいかし、

  1. ソールの硬さと前足部分の柔軟性を両立
  2. 安定感と共に動き易さを実現
  3. フットパフォーマンスの増大
  4. パワー伝達力が向上した高いペダリング性能 

◆Contagrip(コンタグリップ)
ソフトでグリップ力のあるContagrip®をつま先と踵部分に配置
六角形のラバーパターンが、どの方向に対してもしっかりグリップ

◆OrthoLite(オーソライト)インソール
人間工学に基づきデザインされた厚めのエルゴフィット・インソールがサポート力、衝撃吸収性、長時間持続する快適性を提供

●マヴィックのホームページ

ムーンスターも厚底! さまざまな部活で使える汎用モデル

国内大手シューズメーカーのムーンスターが、部活から日々の運動まで、各種トレーニングに向けた新カテゴリー「NEULON (ニューロン)」を、2020年2月中旬から全国のスポーツ量販店で順次販売する。今話題の、いわゆる厚底モデル

NL 002Mライム 25.0cm~28.0cm(ハーフサイズあり)

ムーンスターのスポーツシューズの歴史は1950年代までさかのぼる。当時はマラソン日本代表選手にランニングシューズの商品提供を行い、その後バスケットシューズ、テニス、ゴルフ、野球、サッカーなどさまざまなスポーツシーンへの商品展開を強化。これらは後に「ジャガーシリーズ」となり、長きにわたって愛される商品となっている。

そんなムーンスターが長年培った技術を結集した新トレーニングシューズ『NEULON (ニューロン)』を発売する。スポーツを始めるきっかけになるシューズとして、ランニングだけでなく部活動や各種トレーニングに使える。

トランポリンユニット機能

『NEULON (ニューロン)』の最大の特徴は”三層構造”により衰えない反発弾性と衝撃吸収性を実現し、360度どの方向の動きにも対応できる「トランポリンユニット」。

1層目には通常のラバーより強い復元力を持つムーンスター独自配合のラバー「レコーブ」を、2層目にはムーンスター最高峰の衝撃吸収・反発弾性をもつ独自配合のクッション素材「ニューロフォーム」を採用。この2つの特殊素材を靴内部に搭載することで 「高衝撃吸収性×高反発弾性の維持」を実現している。

さらに3層目に弾性と耐摩耗性に富んだ高弾性インジェクションEVAを採用。厚底設計ながら屈曲性もよく、マルチな動きにも 対応することを目指したトレーニングシューズとなった。

NEULONラインナップはオールラウンドとレーシングの2モデル

ソールの基本構造は共通の「トランポリンユニット」を採用。動きに合わせた2タイプ展開。


オールラウンドタイプ

オールラウンドタイプ

ジムでの運動や部活でのトレーニング、ダンスなどの変則的な動作にも。7900円(税別)。
・ミッドソールの全面に厚みのある「neulo foam(ニューロフォーム)」を搭載し底面を幅広く設計することで、バランスよく安定した体重移動をサポートし、 縦・横・斜めあらゆる動きに対応。
・アウトソールには全方向の動きに対応できるように縦横の溝を配置し、耐摩耗性の強いラバーを使用することで耐久性を実現している。


レーシングタイプ

レーシングタイプ

部活生からランニング初心者まで。7900円(税別)。
・ミッドソールには走行時の足圧の軌跡に即して「neulo foam(ニューロフォーム)」の厚みを調整して搭載することで走り(縦の動き)に対応。
・ソール全体を細身に設計することで、ALLROUND TYPE に比べ軽量性を実現。
・アウトソールには走り(縦の動き)に対応できるよう蹴り出し部分に軽量性と耐摩耗性のあるソリッドポリウレタンを配置し、踏み込みやすく走りやすい設計。
・屈曲性の高い厚底設計で通勤通学にも最適。


NEULON (ニューロン)試し履きイベントも

ムーンスター史上最も優れた反発弾性・衝撃吸収性を持つ『NEULON (ニューロン)』の機能性を体感できるイベントを全国のスポーツ量販店で開催。

●ニューロンブランドサイト
●ムーンスターのホームページ
●ムーンスターのfacebook
●ムーンスターのオンラインショップ